2本レーザーで高い生産性 NTTデータザムテクノロジーズ(東京都港区、03・6433・0577)は7月から、2本のレーザーを持つ金属3Dプリンタの販売を開始した。1本のレーザーの従来機に比べ、高速で造形できるため、部品単…
日本電産マシンツール 金属3Dプリンタの中型機を開発
JIMTOFで初披露

日本電産マシンツールは、パウダDED方式を採用した金属3Dプリンタ「LAMDAシリーズ」に中型機「LAMDA500」を追加、9月1日から販売を開始した。
最大造形サイズは、航空・宇宙、自動車、建設機械などに用いられる金属部品に適した大きさである横500×縦500×高さ500㎜とし、5軸形状の造形ができるように2軸テーブルを標準搭載。不活性ガスシールドを用いた「ローカルシールドノズル」(ノズルの改良によりシールドエリアを従来比45倍にまで拡大し、造形スピードと造形金属品質を向上)と、高精度かつ長時間・安定造形を可能にする「モニタリングフィードバックシステム」により、安定かつ高品質な積層造形を実現する。AI技術を取り入れた積層状態の判定機能も追加し、積層時に発生する異常をいち早く検出、積層ミスを未然に防ぐことができる。
ニデックオーケーケーの5軸制御マシニングセンタを母機とし、金属3Dプリンタに必要な機能を追加した。
JIMTOF2022で実機を初披露。欧米市場にも攻勢をかける。
金型新聞 2022年11月10日
関連記事
ワークサイズ1.5倍、大型金型に対応 牧野フライス製作所はこのほど、立形マシニングセンタ(MC)「V900」を発売した。従来機種に比べワークサイズを1・5倍するなど、大型化している自動車部品向けの金型に対応する。同機種は…
多品種少量の金型を加工 2024年、金型づくりにおける自動化の技術で最も革新的だったのは、多品種少量の金型を自動で切削加工する技術ではないだろうか。形状も大きさも数量も異なる金型の部品を無人運転で加工する。人手不足に直面…
三菱電機(東京都千代田区、03-3218-2111)はこのほど、ファイバーレーザー加工機の上位機種「GX‐Fシリーズ」の性能をアップデートできるソリューションを提供していくと発表した。ユーザーは導入済みの機械本体に新技術…
不具合の原因究明 パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は今年1月、3Dスキャナを活用した新サービス「3D計測パートナーズ」の提供を開始した。従来の測定では難しかった製品の形状を測定し、測定データを加工・分…


