金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

18

新聞購読のお申込み

三菱電機 本体変えずに性能アップ可能 ファイバーレーザー加工機を発売

三菱電機(東京都千代田区、03-3218-2111)はこのほど、ファイバーレーザー加工機の上位機種「GX‐Fシリーズ」の性能をアップデートできるソリューションを提供していくと発表した。ユーザーは導入済みの機械本体に新技術やシステムを付加することで最新の加工技術を利用することができる。

これまで最新技術を利用するには加工機本体ごと買い替える必要があった。耐用年数を迎えるまで新規設備の導入を待たなければならず、技術進歩があってもすぐに取り入れるのが難しかった。既存の加工機をアップデートできることによって、ユーザーは技術進歩に合わせて、競争力を維持することが可能になる。

2023年に提供する新技術は「AIアシスト2.0」と「Mz‐Power」の2つ。「AIアシスト2.0」は人工知能(AI)で、加工良否判定、速度最適化、焦点のリアルタイム調整を行い、加工不良を未然に防ぐ。「Mz‐Power」はレーザー発振器や加工ヘッドを制御し、厚板切断に最適なビーム特性やパラメータにすることで、高炉材厚板などの切断を可能にする。

また、自動化システムの拡張、後付けも可能になる。拡張した自動化システムは機械本体の買い替え後も流用することができる。

同社は「GX‐Fシリーズ」で12kWの発振器を搭載した「GX‐F120」も発売。従来の10kW搭載機に比べ、加工速度が上がり、生産性が最大30%向上。窒素切断の適用板厚も従来の 12㎜から16㎜に拡大し、厚板加工に対応する。

金型新聞 2023年1月10日

関連記事

黒田製作所 工程管理支援システム『Grow』 工程を見える化・情報共有

全てが一品物の自動車用プラスチック金型は、工程管理の最難関と言われる。最新鋭のCAD/CAMシステム、多種多様な工作機械など豊富な設備に加え、それを操作する若き金型エンジニア、腕の立つ職人が不可欠で、さらなる生産性向上を…

ヘキサゴン・メトロジー 使い分け可能なスキャナ

測定アームとレーザートラッカー ヘキサゴン・メトロジー(神奈川県相模原市、042-700-3500)はこのほど、高精度スキャナ「Absolute Scanner AS1」を発売した。再校正の必要なく、測定アームとレーザー…

岩倉溶接工業所 金型補修の受託加工と技術支援を開始

ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献…

【特集:技能レス5大テーマ】2.機械制御

AI活用し、自動で最適制御 放電加工機やマシニングセンタなどによる加工は加工が進むにつれて状況が変化する。切削加工では切削工具の摩耗や欠損、びびり(加工振動)、熱変位、放電加工では電極の消耗、加工深さや板厚・ノズル離れ量…

【Breakthrough!】形彫放電加工機

形彫放電は特定の高度な金型では不可欠な加工技術。最終工程に近いため、ミスができず、工程の負荷が高くなることある。加えて、電極消耗を考慮する必要があるため、加工条件の設定など、職人技術が求められることが多い。本特集では、こ…

トピックス

関連サイト