高精度に形状加工 沖電線(川崎市中原区、044・766・3171)はこのほど、ワイヤ放電加工機で使う熱拡散電極線「OS-UZワイヤ」を国内向けに発売した。製造工程の簡略化で低価格を実現。高速加工ができ、生産性の向上が図…
ゴム底型を磨きレスで
丸五テック
足袋とそのゴム底用金型の展示を見つけたのはインターモールド名古屋・三菱重工工作機械のブース。テレビドラマの撮影で使用されている約100年前(大正時代)の“足袋”で、そのゴム底と金型のレプリカが展示されていた。
金型を加工したのは、丸五テック(岡山県倉敷市、086・422・9866)。三菱重工工作機械製精密加工機「μV5」で、日進工具のボールエンドミルと大昭和精機のハイドロチャックを使って加工。「工具交換しても段差ができないμV5を使って磨きレスで仕上げた」と丸五テック・林内浩彦工場長。
金型しんぶん 2019年8月10日
関連記事
厚地鉄工はゴムやプラスチック金型、射出成型機用スクリューのクリーニングに特化したブラスト装置「バスロ」を2019年から販売している。基材に付着した樹脂汚れをスピーディーにムレなく除去でき金型メンテナンスの効率化を提案する…
新たに福岡工場が稼働 射出成形事業を強化 自動車向けプラスチック金型の設計・製作を手掛ける中村精工(岐阜県岐阜市、058-388-3551)は1月、成形事業及び金型メンテナンスを行う福岡工場(福岡県飯塚市)を立ち上げ、1…
日本の金型の横顔ひも解く 生産額、事業所数、輸入、輸出—。統計データから日本の金型の動向を分析した「統計からみた金型(2020)」が、経済統計研究第47巻Ⅳ号(3月発行:経済産業統計協会)に掲載された。 著者は元信州…
協力企業との連携推進 時期によって業務の量に差が生じることは少なくない。特に金型業界では、製品のモデルチェンジや更新のタイミングなどに受注が集中するため、繁忙期と閑散期で現場の稼働状況は大きく異なる。繁忙期には残業や休日…