ターゲット補足機能も強化 ファロージャパン(愛知県長久手市、0561・63・1411)はJIMTOF2018で最長80mの長距離3次元測定を可能にするFARO VantageS6/VantageE6 Laser Tra…
切粉回収を時間短縮
アクアシステム
タンク清掃ろ過クリーナー

ポンプや工場扇を展開しているアクアシステム(滋賀県彦根市、0749-47-5215)は、工作機械の切削液のろ過に最適なエア式タンク清掃ろ過クリーナー「APDQO‐F(改良型)」を発売した。吸入量が従来品に比べ約50%向上し、さらにフィルターを2層から1層に変更したことで軽量コンパクトになり、使いやすく作業性が大きく向上した。そのため、チップ・切削液の長寿命化、ワークの品質低下の改善、現場環境の改善、作業時間の短縮(最短5分)などが見込める。
大きな改良点はエジェクターを独自改良したことで従来品より吸引能力を約50%引き上げた(200ℓ用の最大吸入量、供給エアホース径φ6・5の場合、毎分130ℓ、供給エアホース径φ12の場合、毎分160ℓ)。また、ろ過フィルターを従来の2層式から1層式に変更し、より扱いやすい軽量コンパクトにしたほか、フィルター装着部分に従来品では段差があり、隙間に回収物が溜まることもあったが、フラットにしたことで確実にろ過することができる。
工作機械の清掃は手作業だと重労働かつ長時間の作業を必要とするため、作業者の負担が大きい。同製品を活用することで、切削液の再利用やタンク清掃がスムーズになり、長時間の機械停止の低減や作業者の負担を減らし、悪臭など現場環境の改善につながる。
金型新聞 2020年7月1日
関連記事
東京精密(東京都八王子市、042-642-1701)はこのほど、マシニングセンタ(MC)の主軸部とツーリング部の間への切粉の噛み込みを検知するATC(オートツールチェンジャー)触れ検知システムの新型「RD10」を発売した…
金型作製プロセスでは原型に熱が影響することから、原型としての材料選択肢は少ない。産業技術総合研究所では構造を高精度に保存可能な金属薄膜を40度で成膜することができる低温成膜技術を開発した。この技術で3万個以上の小さな眼で…
エアクッション金型組立台 ユーロテクノ(東京都杉並区、03・3391・1311)はこのほど、エアで金型を浮かして組み立てを簡単にする作業台「エアクッション金型組立台」を発売した。 オーストリア・モイスブルガー社製。可…
松浦機械製作所は、ハイエンドのリニアモータ立形5軸制御マシニングセンタ(MC)「LF‐160」をモデルチェンジし発売した。主軸振動を大幅に低減したほか熱変位補正機能を拡充し、高速回転領域における加工精度を高めた。電子機器…


