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【ひと】誠武製造部・伊澤高雄さん(44)
天職の金型磨きでコンテストを優勝した
誠武 製造部
伊澤 高雄 さん

伊澤 高雄 さん
与えられた時間は3分。その限られた時間の中で、金属を磨き、表面の精密さを競う。鏡のように輝く仕上がりにするには卓越した技能とノウハウが要る。
昨年、インターモールド2019のジーベックテクノロジーのブースで開かれた金型磨きコンテスト。表面粗さ57μmに仕上げ、参加者の頂点に立った。
「これまでの人生でコンテストや大会で優勝したことが無かった。積み重ねてきた努力がこうした形で実を結び、心から嬉しい」。
もともとホテルマンを目指していたが、専門学校に通ううち将来性に不安を感じた。試作品や金型を手掛ける誠武は就職情報誌で見つけた。面接を受けたことに確たる理由は無かった。新たな道を探していた偶然の出会いだった。
ところが金型づくりは水があった。切削加工を担当し日々、マシニングセンタと向き合い、課題に挑む。その中で、「自分には一つのことに集中し作り上げる仕事が肌に合っていると感じた」。
数年前から金型磨きを担当。「磨きの魅力は複雑な形状を磨いたときの達成感とお客様に喜んで頂いたときの満足感。これは何にも代えがたい」。
金型磨きを天職と感じている。「これからもお客様のために、妥協することなく腕を磨き続けていきたい」。
金型新聞 2020年11月10日
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