超精密、高精度、短納期、長寿命化—。こうした高度化する金型へのニーズに対応するには、あらゆる加工技術や素材技術が必要だ。中でも、鏡面性が得られるのか、離型性が高いのか、長寿命化が図れるのかなど、金型の本質的な機能に直結…
ユーロテクノ 新型ローラーガイドピン
ガイド〜位置決めをユニット化
ユーロテクノ(東京都杉並区、03-3391-1311)はこのほど、アガトン社(スイス)の射出成形金型用ローラーガイドピン「AGS」を発売した。ガイドから位置決めまでを一つのユニットで行うことができる。ガイドピン径はφ15~40をラインアップする。
ローラーブッシュ、ガイドピン、固定リングの3つで構成。従来の位置決めで使用されるガイドピンやストレートブロックが不要となるため、部品点数を削減し、省スペース化を図ることができる。メンテナンスの手間なども軽減する。
剛性に優れた独自の「プロファイルローラー」を採用。長寿命化が図れる他、短いリテーナでも必要剛性を得ることができ、コンパクトな設計が可能となる。価格は5万6000円から。
金型新聞 2021年7月10日
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