測定アームとレーザートラッカー ヘキサゴン・メトロジー(神奈川県相模原市、042-700-3500)はこのほど、高精度スキャナ「Absolute Scanner AS1」を発売した。再校正の必要なく、測定アームとレーザー…
シギヤ精機製作所 ポリゴン研削盤の上位機種
モデルチェンジし本格販売
スライドガイドや軸受けの仕様選べる

シギヤ精機製作所(広島県福山市、084-953-6631)は、軸スライドガイドや軸受を選択できるようにし新型の対話式加工プログラミングシステムを搭載するなどフルモデルチェンジした、CNC偏心ピン/ポリゴン研削盤「GPES‐30Dシリーズ」の本格販売を始めた。
CNC偏心ピン/ポリゴン研削盤のハイスペック機「GPES」のフルモデルチェンジを機に、といし台のX軸に油静圧スライドかリニアガイドを選べるようにし、といしの回転軸に非真円動圧軸受かころがり軸受を選べるようにした。
対話式の加工プログラミングシステムは第5世代の新型「S3Pro(エスキューブプロ)」を標準搭載。「SHIGIYA Plus」という顧客にワンランク上の新しい価値を提供していく考えで開発された商品となる。グラフィックやタッチパネルを用いて今までよりも直感的な操作が可能となっている。
従来機「GPES」は自動車やコンプレッサ部品、金型加工向けの主力機種。世界的なロボット需要の高まりを背景に、その減速機の加工用として中国で需要が拡大。それに伴いセンシング技術を取り入れた保守の可視化やIoTにもオプション対応する。
「GPES‐30D.30S」は昨年のJIMTOF2020オンラインで発表。今年3月に開催された研削加工技術展「グラインディングテクノロジージャパン2021」にも出品したが、コロナ禍で本格的にPR活動ができていなかった。
金型新聞 2021年12月10日
関連記事
高い冷却効果 アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)は、独自の3Dプリンタ用粉末を使った金属3Dプリンタの造形サービスを開始する。高い冷却効果が求められるダイカスト部品において、焼付きやヒートチェック…
自律走行できる搬送システム DMG森精機は加工ワークの搬送や着脱など工場内の物流搬送を自動化し、工場全体のデジタル化を実現する次世代搬送システム「WH‐AGV5」の販売を開始した。 自社開発の無軌道型AGVと人協働ロボッ…
ユニオンツールはこのほど、ダイヤモンドコーティングを採用した、多刃仕様のロングネックラジアスエンドミル「UDCRRS」を発売した。自動車やコネクタ関連で増えている超硬合金の荒加工に適している。 独自開発のUDCダイヤモン…
テクノコート(静岡県藤枝市、054・646・1721)はこのほど、ファイバーレーザ肉盛・溶接装置「スマートレーザー」の肉盛・溶接用ハンディトーチ「スマートゴーグル+スマートトーチ」(特許出願中)を開発した。小型トーチに…