金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

15

新聞購読のお申込み

【金型生産実績】前年同月比 16.6%減の302億9,100万円

プレス型は45.1%減、プラ型は5.5%減

詳細は表をクリック
詳細はグラフをクリック
詳細はグラフをクリック

2021年10月の金型生産は、前年同月比16.6%増の302億9,100万円となった。前月比では3.3%減。数量は前年同月比10.5%減で、前月比でも5.5%減の3万7,233組、重量は前年同月比37.3%の大幅増、前月比ではほぼ横ばいの1万2,594トンとなった。

プレス用金型の金額は前年同月比では45.1%増と大きく増えたが、前月比では0.9%増とほぼ横ばいの136億5,400万円だった。数量は前年同月比で3.4%減と微減で、重量ベースでは同74.8%増と大幅に増加した。

プラスチック用金型は、金額では前年同月比5.5%減、前月比では5.9%減の97億4,300万円だった。数量は前年同月比11.5%減(前月比では1.8%の減少)、重量は同19.7%減(前月比では16.4%の減)と減少した。

鍛造用金型は、前年同月比で8.0%増の16億8,300万円と5か月連続で前年を上回った。前月比では3.3%の減少だった。鋳造用金型は、前年同月比19.7%の減少となり5億3,400万円。前月比でも12.5%減と大きく減った。ゴム用金型は前年同月比7.0%増の6億5,900万円。ダイカスト用金型は前年同月比21.1%増の33億4,700万円。粉末冶金用金型は前年同月比14.6%増の4億5,400万円、ガラス用金型は同16.5%減の2億1,700万円となった。金型生産は金額、数量、重量とも型種によって変動はあるものの、概ね堅調に推移している。

金型新聞 2022年1月10日

関連記事

2022年の鍛圧機械受注見通し 3840億円に上方修正

日本鍛圧機械工業会(北野司会長、アイダエンジニアリング常務)はこのほど、2022年の鍛圧機械受注額が前年比15.8%増の3840億円になると発表した。当初予想から440億円上方修正した。国内外ともにEV(電気自動車)関連…

【金型生産実績】2020年11月 8.9%減の300億1,500万円

プレス型は4.5%増、プラ型は1.8%減  2020年11月の金型生産は、前年同月比8.9%減の300億1,500万円となった。前月比では15.5%増と大幅に増加した。数量は前年同月比6.6%減の3万8,308組、重量は…

8月の金型生産実績

8月の金型生産実績

前年同月比14.2%増の273億400万円 プレス型は19・4%増、プラ型は15・8%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年8月の金型生産実績をまとめた。それによる…

3月の金型生産実績

3月の金型生産実績

前年同月比11.6%増の385億3,100万円 プレス型は9・1%増、プラ型は8・8%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成27年3月の金型生産実績をまとめた。それによる…

藤本敏樹氏著「金型産業連関表作成の試み」

金型の現状、データで俯瞰 日本の金型の動きを統計データに基づいて分析した論述は少なくない。そのデータベースとしてたびたび使われるのは政府が日本の金型生産をまとめた機械統計(従業員30人以上を対象に調査)や工業統計(同4人…

トピックス

関連サイト