自動車や電子部品などの開発サイクルが短くなる中、製品開発における課題の一つとなっているのが試作品や試作用金型の製作だ。加工プログラムやジグを作る高度なノウハウが必要で、それにかかる時間も手間も負担が大きい。しかし切削加工…
ブラザー・スイスルーブ・ジャパン 臭気少ない放電加工油発売
荒加工~仕上げまで対応
ブラザー・スイスルーブ・ジャパン(名古屋市中区、052-750-7560)はこのほど、金型の放電加工に最適な放電加工油「ブラソスパークGT250」を発売。無色透明で臭気が少なく、快適な加工環境の実現と荒加工から仕上げ加工まで幅広い加工に対応し、優れた洗浄性と高品質な表面仕上げを可能にする。
同製品はGTL技術を用いた低粘度合成タイプで、無色透明なため、加工中の視認性も良好だ。硫黄、オレフィン、芳香族成分が少なく、臭気も少ない。低揮発性、高引火点で安全な加工環境を実現できるほか、荒~仕上げまで幅広い放電加工に対応し、グラファイト(黒鉛)電極・銅電極のどちらにも適合。
主な製品データは、粘度(40度):2.5㎜2/s、引火点:110度、銅腐食性:1a(60度3時間)、外観:無色透明。
金型新聞 2022年4月10日
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