金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

24

新聞購読のお申込み

松浦機械製作所 ハイエンドMCを刷新、高速・高精度に金型加工

松浦機械製作所は、ハイエンドのリニアモータ立形5軸制御マシニングセンタ(MC)「LF‐160」をモデルチェンジし発売した。主軸振動を大幅に低減したほか熱変位補正機能を拡充し、高速回転領域における加工精度を高めた。電子機器の金型などで微細・精密化が進む中、そうした金型加工のニーズに応える。

主軸は、軸受の配置やバランスなどを見直し、主軸振動を従来と比べ約65%低減。面粗さRa0・1μm以下を実現した。熱変位は、予め様々な変位パターンをAI(人工知能)に学習させたデータにより加工時のXYZ各軸の変位を補正する。これらの要素により、高速回転(最大4万6千回転)時や長時間連続運転において安定した加工精度を実現する。

剛性の高い30番主軸を搭載し、荒加工から微細加工まで幅広い工程を1台で対応。オプションで工具を最大338本、パレットを最大91枚搭載でき、金型部品や電極などの変種変量生産・長時間無人運転もできる。また、5軸加工の衝突防止機能や、稼働状況監視機能を標準搭載。クーラントを自動で管理、補充するシステムをオプションで選べるようにもした。

「LF‐160」は、高精度立形リニアモータMC「LXシリーズ」の一つ。「LXシリーズ」のモデルチェンジは11年ぶりで、金型の微細加工に対応するハイエンド3軸機「LV‐500」、金型から部品加工まで幅広く対応する高精度5軸機「LX‐160」、高精度3軸機「LM‐500」も同時に発売した。

電子部品などの金型に需要を見込み、今年11月に開催されるJIMTOF2022にも出品する。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

シー・アイ・エム総合研究所 Dr.工程とAIカメラを連携

作業実績の入力が不要に シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、作業実績などを自動で収集し、生産管理システムへ連携できるソリューション提案を開始。同社の工程管理システム「Dr.工程…

低抵抗インサートを追加
三菱マテリアル

多機能カッタシリーズ  三菱マテリアルはこのほど、高能率加工用多機能カッタ「VPX」シリーズに低抵抗インサート「Lブレーカ」を追加した。8材種48アイテムを加え、幅広い被削材の加工に対応する。  切れ味重視の設計により低…

リヒト精工 ヘッドランプ金型向け窒化処理技術を開発

高い鏡面性を実現 熱処理から表面処理まで独自技術を持つリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)はインターモールド2022大阪でエジソンハード処理(新ガス窒化処理法)の新技術を披露した。成形時のキズや摩耗の激しい…

双葉電子工業 金型内圧力データを一括管理

クラウドサービスを開始  双葉電子工業(千葉県茂原市、0475-24-1111)はこのほど、グループ企業のカブク(東京都新宿区)と連携し、金型内圧力の計測データをクラウド上で一括管理できるIoTシステム「MMS Clou…

ミスミ 金型用冷却継手に10個入りパックを発売

ミスミグループ本社(東京都文京区、03-5805-7050)はこのほど、金型冷却用継手の10個入りパックを発売した。通常標準単価に比べ、1本当たり最大25~30%のコストダウンが可能。1本当たりの単価は120円(税別)か…

トピックス

関連サイト