新たな被膜や刃形 高硬度材を加工できる金型向けの切削工具の種類が豊富になっている。切削工具メーカーが昨年から、新たな被膜や刃形の高硬度材用の工具を相次いで発売。焼き入れ鋼をはじめ、超硬合金を直彫りできる工具も登場している…
金型3月生産実績 前年同月比7.8%減の384億7,200万円
プレス用金型は12.9%減、プラ用金型は2.6%減
2022年3月の金型生産は、前年同月比7.8%減の384億7,200万円となった。前月比では43.4%増と大きく増えた。数量は前年同月比8.5%減だが、前月比では5.4%増と増え4万2,208組、重量は前年同月比35.7%減と大幅に減少も前月比では16.4%増の1万3,691トンとなった。
プレス用金型の金額は172億3,900万円で前年同月比12.9%減となったが、前月比では47.9%の大きな伸びを示した。数量も前年同月比で5.2%の減少だが、前月比では22.6%増。重量ベースでは同48.3%減と大きく昨年を下回ったが、前月比では2.2%の増加。
プラスチック用金型は、金額が134億1,500万円で前年同月比で2.6%減、前月比では56.0%増と大きく増えた。数量は前年同月比6.6%減(前月比では29.5%の大幅増)、重量は同14.5%減(前月比では75.2%の大幅増)と前年同月より減少したものの、前月比では大きく伸長した。
ダイカスト用金型は前年同月比1.4%増の39億7,100万円、鍛造用金型も同2.5%増の19億5,100万円、ゴム用金型も同4.4%増の6億8,800万円、粉末冶金用金型が同11.0%増の5億3,700万円、ガラス用金型も同8.0%増の2億1,600万円と前年を上回った。一方、鋳造用金型は同54.6%減の4億5,500万円大きく前年を下回り、前月比でもわずかに減少した。
金型新聞 2022年6月9日
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