ボトルコースター発売 愛飲家やギフトに 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)は、自社ブランド「ITADAKI」のボトルコースターを発売した。富士山のフォルムや細かな花の…
東京精密 切粉の噛み込み検知システムを発売 加工不良を未然に防止

東京精密(東京都八王子市、042-642-1701)はこのほど、マシニングセンタ(MC)の主軸部とツーリング部の間への切粉の噛み込みを検知するATC(オートツールチェンジャー)触れ検知システムの新型「RD10」を発売した。加工前に主軸の振れを検知し、加工不具合を未然に防ぐ。
同社のATC触れ検知システムは2002年に発売し、これまでに1万5000台ほどの販売実績がある。ATCを搭載したMCの工具交換時に発生する切粉の噛み込みを検知する装置で、特に切粉の噛み込みによる加工不良が発生しやすいアルミの切削加工現場で数多く活用されている。
新型の「RD10」は、従来品の約半分となる0・15秒で測定可能。あらかじめ登録したマスターデータとの比較測定によって触れを検知する仕組みで、最大100本の工具を登録できる。従来品は32本までだった。大型機種や大容量のツールマガジンを搭載した機械にも対応できる。
金型新聞 2022年12月10日
関連記事
JIMTOFで初披露 日本電産マシンツールは、パウダDED方式を採用した金属3Dプリンタ「LAMDAシリーズ」に中型機「LAMDA500」を追加、9月1日から販売を開始した。 最大造形サイズは、航空・宇宙、自動車、建設機…
精密平面研削盤「PSG-SA1シリーズ」 現場の課題 一般砥石での研削加工で必須となるドレッシング工程は、研削サイクル中に入れることができないため、その都度オペレータが管理しなければならない。昨今の人手不足や技能者不足…
無限コーティングプレミアムロングネックラジアスエンドミル 日進工具の公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 精密金型の微細形状を直彫り加工する際、加工精度は高レベルで保ちながら、加工能率も高めたいというニーズが多い。そ…
分解不要でスケール除去 ダイカスト金型メーカーの日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)は、冷却水管内部のスケールや錆を除去できる洗浄液と専用装置を開発した。6月のインターモールド名古屋で発表する。高い洗浄効…