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3Dプリンティング&AM技術の総合展「TCTJapan2025」 いよいよ開幕

1月29~31日、東京ビッグサイトで開催

最新の3Dプリンティングやアディティブマニファクチャリング(AM)関連技術が一堂に会する「TCT Japan 2025」が1月29~31日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。主催はJTBコミュニケーションデザイン/Rapid News Publications(イギリス)。3Dプリンタや材料、ソフトウエアメーカーなどが出展し、最新技術を披露する。来場者は4万7000人を見込む(同時開催展含む)。

前回展(TCTJapan2024)の様子

同展は造形技術に加え、設計や磨き、機械加工などの前後工程も含めた3Dプリンティング/AM技術の総合展。前身の展示会を含めて11回目となる今回は前回展の約1.2倍の出展規模で、出展者は100社を超える見込み。3Dプリンタや材料、ソフトウエアなどの新製品・新技術が披露される。

特に見どころとなりそうなのが、金型でも活用が進む金属3Dプリンタやその周辺技術。国内初披露となる海外製品の出展なども多く、注目を集めそうだ。また、今回から初めて公認試験場(公試設)が出展する「公試設パビリオン」を設置。全国から11機関が展示し、各施設の金属AM装置や活動内容などを紹介する。パビリオン内では各機関によるショートプレゼンが実施される。

こうした展示の他、カンファレンスも開催される(企画協力:日本3Dプリンティング産業技術協会)。有識者が国内外のAM市場の今後の展望を語る他、企業や大学の研究者が最新の応用事例や、先端研究事例などをテーマに講演する。出展者によるセミナーを含め40本以上が予定されている。

同展の他、表面技術の専門展「SURTECH2025(表面技術要素展)」やナノ技術の専門展「nano tech 2025(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」など14の展示会が同時開催される。入場料は無料(事前登録制)。詳細は公式ウェブサイト(https://www.tctjapan.jp/)もしくは事務局(03-5657-0765)まで。

金型新聞 2025年1月10日

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