金型や製品を小型・長寿命化 ボルト、ナットの課題解決を提案するねじ商社の由良産商(大阪市西区、06-6532-1331)はプレス金型などの高強度ニーズに応え、強度クラス14.9の「超強度14.9六角穴付ボルト」を開発、販…
ALPHA LASER ENGINEERING 高温溶融ダイカスト向け溶接棒を販売
タングステン含有で焼付き防止
レーザー溶接機やメンテナンスなどを手掛けるALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・7133)は高温溶融アルミダイカスト用溶接棒「ALW」(TIG・レーザー)の販売を開始。国内でも需要が高まるメガやギガキャストの溶損や焼き付けなど金型補修用に最適で、今年1月には下盛材の販売も始め、高温なギガキャストの耐ヒートクラック対策に技術提案する。
市川修社長は「ギガキャストは一般的なアルミダイカストに比べ溶解温度が150度ほど高い850度前後と想定されており、従来の溶接棒では高温なアルミが溶接棒に焼き付きやすい」と課題を指摘。それに対し「ALW」はタングステンを50%含有。タングステンとアルミの親和性は低く、焼き付き防止に最適だ。タングステン以外に鉄やニッケル、カーボンを含み、肉盛り溶接後の表面処理も可能で、タフトライド処理やガス窒化など表面処理を施し、表面硬度を上げることもできる。

ALW溶接棒の寸法は、棒径1・5㎜と3・0㎜、棒長は約500㎜。
「今年1月から下盛材の販売を始め、ギガキャストの課題である耐ヒートクラックに対応する」と市川社長。損傷した部分を除去後、コバルトフリーの下盛材で溶着させ、その上からAWLで肉盛り溶接することで表面硬度を上げるヒートクラック対策を提案。ALWの加工性も良好で、仕上げ切削加工も容易に行える。
今後は2500tクラスの大型鋳造を手掛けるダイカスト部品メーカーで技術検証を行う予定だ。市川社長は「溶接に関する技術的なテストや検証は金型溶接を手掛ける愛知溶業で随時行っており、ユーザー各社の課題ごとに対応し、解決できるように尽力したい」と語る。同社には技術顧問として溶接工学を専門とする冨田正吾氏も在籍。ALPHA LASER社製レーザー溶接機での自動化対応など新たなニーズに応える研究を始めた。
金型新聞WEB限定
関連記事
次世代車載部品に対応 プレス金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059・364・7111)は増設したプレス工場に次世代車載部品向けの順送プレス加工ラインを増設。プレス加工から洗浄、検査まで自動化すること…
2色成形は製品の高機能化や工数削減などのメリットが得られる一方、成形品質への不安や設備負担から導入をためらう企業は少なくない。キヤノンモールドでは、専用成形機を用いずに、汎用成形機による2色成形が可能な型内組立技術と小型…
鈴木(長野県須坂市)はこのほど、長野県が発行するグリーンボンドに投資したと発表した。投資額は明らかにしていないが、社内での省エネへの取り組みだけでなく、投資を通じ環境負荷低減に貢献する。 グリーンボンドは地方自治体らが、…
連携型検査・工程実績収集システム 生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する連携型検査・工程実績収集システム「Ez‐Collect…


