キヤノン製品の基幹部品の樹脂金型を手掛けるキヤノンモールドの阿見事業所(茨城県阿見町、029・889・1110)。年間約180型の生産能力を持ち、類似形状の金型が多いことから、様々な工程で自動化を進めてきた。その取り組み…
伊藤製作所 プレス加工ライン増設
次世代車載部品に対応
プレス金型やプレス加工を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059・364・7111)は増設したプレス工場に次世代車載部品向けの順送プレス加工ラインを増設。プレス加工から洗浄、検査まで自動化することで省人化や品質の安定化につなげる。月の生産は34万個を予定しており、27年3月期には売上高72億円を目標に掲げる。
生産するのは次世代車に搭載される車載部品で、増設した順送プレス加工ラインはアマダプレスシステム製のコイル台車付きレベラフィーダ、アイダエンジニアリング製プレス機(250t)、高橋金属製の洗浄装置に加え、多関節ロボットや画像測定器を導入。ロボットを活用しながらプレス加工、洗浄、検査、パレタイズまで自動化ラインを構築。これで同プレス工場に設置した順送プレス加工ラインは合計4ライン。

伊藤社長は「今後も検査工程における自動化を進める。来期以降、AIカメラを導入する予定で打痕などのキズをAIで合否判定することで、人と機械で役割を分担し、検査工程の省人化、省力化を進めたい」と語る。
同社は今後も次世代部品が増えることを踏まえ、生産のボトルネックとなる検査工程を中心に改善活動に努める考えだ。
金型しんぶん2026年4月10日号
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