日本金型工業会はこのほど、eラーニングの講座を開設した。正会員は、工業会のホームページから申し込めば無料で受講できる。会員外で閲覧する場合は会員になる必要がある。 今回開設した講座は「初めての金型図面」。金型業界のハイパ…
ファインブランキング技術研究会 金型の長寿命研究のWG発足
ファインブランキング技術研究会(中島将木会長・N—STEP)はこのほど、金型の寿命延長を研究するワーキンググループ(WG)を立ち上げる。金属3Dプリンタを活用し、長寿命化につながる肉盛補修技術や、異なる金属を接合するバイメタルなどを研究し、金型の長寿命技術の浸透を図る。
3月26日に岐阜大学で開催した「金型寿命延長セミナー」で発表した。金型補修を効率よく行うことで、金型の廃棄減や、長寿命化を望む声が高まっている。これまでもダイカスト型などで肉盛溶接を施すことで、金型の長寿命化を図ってきた。
同研究会で金属3Dプリンタがダイカスト型だけでなく、冷間鍛造型の長寿命化にも効果的と判断し、WGを立ち上げた。今後は具体的な事例を選定し、会員技術を持ち合い、研究を進める。メンバーは、装置メーカーや部品、金型メーカーら20社程度を想定している。
セミナーでは、アイシンが金型の廃棄を減らすための金属3Dプリンタ活用の事例や、バイメタルによる付加価値向上策などを紹介。DED方式の金属3Dプリンタの受託加工を行う明楽(三重県東員町)は、過去のプレス抜き刃の補修事例などを発表した。
WGの幹事を務めた福井茂雄氏(オーエスジーコーティングサービス)は「岐阜大学とは、将来につながるロードマップを作成していく。皆様の困りごとを自分たちで解決できる『場』を提供したい」としている。
金型しんぶん2026年4月10日号
関連記事
会長名の依頼文を作成 日本金型工業会(山中雅仁会長・ヤマナカゴーキン社長)はこのほど、「金型の安定協力に向けた御理解と御協力のお願い」と題した会長名の依頼文書を作成した。ホームページ上で公開しており、会員企業らの値上げや…
サプライチェーンで適切な価格転嫁を定着、コストアップや賃上げに対応 2025年5月16日、国会で下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正法が成立した。施行は2026年1月1日。改正による変更点は、一方的な取引価格決定の禁…
顧客提供価値の拡大 「世の中にある最良のツールを活用し最善の顧客価値を創造せよ」と、米国留学時代、何度も指導を受けた記憶があり、ことあるごとにこの言葉を思い出すのですが、実践は簡単ではありません。 ポスト・コロナの不…
東北金型工業会(脇山高志会長・プラモール精工社長)はこのほど、新たに3つの分科会が発足。同工業会の活性化を目指し、工場見学やセミナーなどを通じ、会員同士の密な交流や情報交換、対外的なPR活動を行う。 分科会は工場見学交流…


