形状部と側面部を1台で 牧野フライス製作所はこのほど、自動車部品などの中大型金型向けの5軸立形マシニングセンタ「D2」を発売した。独自の構造を採用し、金型の形状部と横形MCで行っていた冷却穴など側面部の加工が1台ででき、…
ゲスタンプ 多様なホットスタンプ技術を披露
レーザー工程削減する新技術
スペインに本社を置く自動車部品サプライヤーのゲスタンプは、パシフィコ横浜で5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展2026」で多様なホットスタンプ技術を披露した。
同社は、ホットスタンプの高速化を図る新技術「Ges‐HighForm」を紹介した。同技術は、金型内で成形、トリム、穴あけまでが可能。最初の工程で成形と冷却を同時に行い、次の工程で冷却を続けながら、プレス機械内でトリム・穴あけまで実施する。通常はプレス成形後、レーザー加工機でトリミング・穴あけをする必要があるが、この工程を大きく削減できるため、サイクルタイム短縮に貢献する。

また、高速レーザーによるオーバーラップ溶接技術「リモートレーザーウェルド」を適用した大型一体成形ドアリングを展示した。同技術はスポット溶接と比べ、約5倍の速度を実現。溶接痕がほとんど見えないため、見栄え品質向上にもつながる。昨年はセンターピラーを展示したが、今年はよりサイズが大きく、成形難易度が高い大型一体成形ドアリングに適用した。
他にも、ホットスタンプで6部品を1部品に統合した「一体成形リアフレーム」や、全体形状の70%を単一プレス工程により成形した「ステアリングナックル」などを紹介した。
金型しんぶん2026年7月10日号
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