オンラインでセミナー 「仕上げ加工や」や「微細精密加工」 コロナ禍によって面談が難しくなり、打ち合わせが進まないなどマイナスが大きかった一方で、オンラインの活用が大きく進化した。インターモールドでも、リアル展を補完する…
インターモールド2024総集編 -パネルディスカッション-
かながた小町 若手社員のホンネ

インターモールドで恒例となった『かながた小町のパネルディスカッション』。今回はモデレーターに町工場親善大使の羽田詩織さんを招き、狭山金型製作所の東香奈恵さん、ミスズの丸山翔子さん、七宝金型工業の松岡咲希さん、中辻金型工業の戸高陽菜さんの4人をパネリストに、「自分らしく!やりがいを持って働く」について話した。
金型業界は人手不足が大きな課題となっており、若い人への魅力発信、女性活躍がカギとなっており、イベントを通じて、若い人の本音の声を伝え、魅力的な業界にしていく取り組みだ。
争点となったのは若い人に「どうやったら金型業界を選んでもらえるか?」の問いに対する答え。
金型メーカーも若い人材の確保のため、HPやSNS発信など多様なツールを活用し、自社の技術や社内の環境など情報発信に力を入れている企業が増えているが、狭山金型製作所の東さんは「(学生に)技術でビジョンや未来を見据えることは難しい」と指摘。広報を務める彼女は自社の魅力を伝えるため、働く人や環境をインスタで発信している。
アパレル業界を目指していた中辻金型工業の戸高さんも「学生時代に工場見学したのが今の会社」と話し、そこでの会社体験が非常にフレンドリーかつ友達が働いていたなど親近感が強かったようだ。
家から近いという理由で入社を決めたというミスズの丸山さんも実際には社内の挨拶や雰囲気に好感を持ったようだ。そのため、「金型に興味を持ってもらうのは二の次」と断言。会場からは歓声や大きく頷く人もあった。
モデレーターの羽田さんは製造業に興味を持つきっかけは人だったと同調する。「周囲に作業着を着ている人はいなかったが、親近感があり、技術やものづくりを語る姿が子供みたい」と、モノづくりとの出会いを振り返った。
日本金属プレス工業協会 データ化・AI活用を

日本金属プレス工業協会は、「持続可能な製造業 ―匠の技と革新技術の調和―」をテーマにパネルディスカッションを開催した。
パネラーは田岡秀樹氏(元本田技研工業)と山本一氏(アマダプレスシステム西日本営業部西日本ブロックリーダー)、中辻将喜氏(大喜金属工業社長)の3名で、林秀昭氏(ハヤシ社長)がコーディネーターを務めた。
今秋開催される第21回金属プレス国際会議大阪(ICOSPA)に向けた発信となった。
ICOSPAで講演予定の田岡氏は「今後、リーダーの役割がますます重要になってくる」とし、「自動車産業においても最終目的を達成するために技術革新が必要であり、そこには中小製造業の技術が必要」とした。
また、持続可能な製造業を実現するには「人手不足や原材料の高騰、賃上げなど課題がある」(中辻氏)なかで、「同じ課題を持つ企業が、持っている技術を組み合わせ、モノからコトに変える取り組みが必要」(田岡氏)とした。
さらに「プレス加工にAIを活用して良品を作り続けること」(山本氏)など「データ化とAI活用」で一致した。 田岡氏は「明るい未来を想定しながら、リーダーの思いを社員に語り続ける教育も大切」と締めくくった。
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