金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

26

新聞購読のお申込み

キャステム 微細ワークを肉盛溶接【金型応援隊】

精密溶接したワーク

コネクタメーカーを始め、全国の金型ユーザーから補修の依頼が舞い込む。50μmという微細な肉盛り溶接ができるからだ。あまりに微細なため、溶加棒も自社製というこだわりを持つ。

また微細溶接だけではなく、ダイカスト金型等のボリュームのある溶接もこなす。バルブボデーのように鋳抜きピンの穴が縦横に開けられていても、開先を取らずに行う溶接など高度な技術が強みだ。

最近では溶接に新たな価値を提案している。通常の鋼材に硬度が必要な部位にHRC65の鋼材を溶接することでかじりを防ぐといった提案や、金型以外でもアルミとSUSなど異種金属の接合にも取り組む。今後は「その微細な溶接技術を磨きつつ、接合部の品質を保証できる体制を構築したい」(大上仁士社長)。

大上仁士社長

会社概要

  • 本社:富山県富山市婦中町広田4520
  • 電話:076・465・3582
  • 代表者:大上仁士社長
  • 事業内容:レーザー溶接(金型補修、肉盛り溶接、接合溶接)
  • 従業員:6人
  • 創業:1994年

金型新聞 2023年2月10日

関連記事

堀江亜衣奈さん 醍醐味は職人技の瞬間【ひと】 

「六角パンチやピンの研削加工では多少寸法のズレが発生するため、補正するのが常ですが、狙い通りに寸法がハマッた瞬間はヨシッとガッツポーズします」と笑顔を見せるのは堀江亜衣奈さん(22)。精密鍛造金型や部品を手掛ける阪村エン…

【鳥瞰蟻瞰】碌々産業社長・海藤満氏「優れた人材の発掘と育成が新たな世界の創出につながる」

重要なのは加工技術者 優れた人材の発掘・育成が、新たな世界の創出につながる  いまや我々の日常生活に不可欠なものとなったスマートフォンや極小な電子機器。これらは微細加工技術があったからこそ生まれました。ミクロンやナノとい…

リョービ、新田真部長インタビュー 解析駆使し開発期間短縮【特集:ダイカスト最前線】

金属3D積層で水管自在 リョービはダイカスト金型の開発で、ダイカストプロセス解析技術の向上や、金属3D積層埋め子(入れ子)の活用を進めている。金型の設計・製作期間を短縮し、またギガキャストなど次代の製品の金型を開発にも活…

日進工具が展示会

後藤社長に聞く 見どころと狙い  12年ぶりに日進工具が精密微細加工に特化したプライベートショー「NSTOOLプライベートショー2020精密・微細加工技術展」。小径エンドミルはもとより、微細加工機、治具、そして切削加工ユ…

【鳥瞰蟻瞰】由紀ホールディングス 代表取締役社長・大坪正人 氏「中小製造業をグループ化、優れた技術守り次代につなげる」

中小製造業のグループ化事業に集中できる環境を整備優れた技術守り次代につなぐ 2006年に金型ベンチャー企業から父が経営するねじメーカーの由紀精密に入社しました。そこで感じたのは企業規模が小さすぎて、あらゆる機能が無さすぎ…

トピックス

関連サイト