金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

14

新聞購読のお申込み

リョーエイ ダイカスト向け離型剤塗布システムを開発

産業用設備の設計・製作やアルミダイカスト製品の検査サービスを手掛けるリョーエイ(愛知県豊田市、0565-29-6060)はダイカスト向け離型剤塗布システムである「小型エコスプレーシステム」を開発した。従来システムより離型剤の塗布量を削減し、金型にムラなく均一に塗布することで、コスト削減や環境に配慮したカーボンニュートラルに貢献する。

従来の連続スプレー式は離型剤の塗布を阻害するライデンフロスト現象により、大量の離型剤の塗布が必要になったが、同システムは噴霧と空気を同時に高速で吹き付けるパルス方式を採用し、離型剤の使用量を従来比2/3に低減できるほか、飛沫削減により作業環境の改善や廃液処理といったリスクも低減できる。また、圧送装置、制御盤、スプレーカセットと部品点数も少なくコンパクトな設計で、省スペース化や低コストで導入できる。ノズルは最大8本まで搭載でき、ニーズに応じてノズル先端形状やパルスパターンの変更も可能だ。

同社はこれまで離型剤使用量を低減する「パルススプレーシステム」を開発。自動車メーカーを中心に累計300台以上を販売。2015年にはトヨタ自動車の技術開発賞を受賞した実績を持つ。昨今はカーボンニュートラルなど環境改善や生産性向上のニーズが高まり、コンパクトかつ環境改善につながる同システムを開発した。

今後は自動車のEV化に伴い、モータやインバータケースなど150~800tクラスの中・小型のダイカスト部品の需要が高まると言われる。営業部の野口吉敬係長は「標準品だけでなく、ロボットによる自動化や導入前シミュレーションなどオプションも豊富に揃えており、需要が高まるダイカスト部品の生産ラインへ提案を強化したい」と話す。初年度の販売目標は10台としている。

金型新聞 2022年8月10日

関連記事

牧野フライス製作所 立形3軸MCを発売

ワークサイズ1.5倍、大型金型に対応 牧野フライス製作所はこのほど、立形マシニングセンタ(MC)「V900」を発売した。従来機種に比べワークサイズを1・5倍するなど、大型化している自動車部品向けの金型に対応する。同機種は…

ナガセインテグレックス 超精密加工を自動で、軽く強い機械だから可能に【特集:金型づくりを自動化する】

スマートシステム ナガセインテグレックスは、超精密化・省人化を実現する各種加工ソフト「スマートシステム」をオプションで提供している。「IGTARP DESIGN(イグタープデザイン)」をコンセプトに製作したSGDシリーズ…

高精度・長寿命
超硬エンドミルに新被膜
TOWA

受託加工も  高硬度材を削りたい、ドライ環境下でもっと長寿命な超硬工具がほしいというユーザーに朗報。半導体樹脂封止金型や製造装置を手掛けるTOWA(京都市南区、075・692・0250)は独自のコーティング技術である「H…

アイダエンジニアリング 金型寿命予測などプレス加工業のDX支援【金型テクノラボ】

人工知能(AI)を活用した技術が製造業でも実装され始めている。当社では、プレス機から得たさまざまなデータをAIで分析し、金型の寿命予測や加工相談などプレス加工業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するアプリケ…

ソディック 未消耗の面で加工、高品位に

ワイヤ回転機構を搭載  ソディックは、世界で初めてワイヤ回転機構を搭載したワイヤ放電加工機「ALアイグルーブエディション」を開発した。  ワイヤを回転させながら加工することで、高精度で高品位な面が得られる。段差加工を簡単…

トピックス

関連サイト