鍛造やダイカストは回復 経済産業省が発表した機械統計によると、2021年の金型生産額は3.9%減の3443億7900万円だった。4年連続で前年を下回った。 8型種のうち鍛造型やダイカスト型などの3型種で回復したが、プレス…
2018年2月の金型生産実績
前年同月比 15.6%減の304億9,500万円
プレス型が33.0%減、鍛造型は7.6%増
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2018年2月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)2.4%増の4万4,052組、重量では12.1%減の1万1,754㌧、金額は15.6%減の304億9,500万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量18.2%減8,481組、重量26.7%減の5,548㌧、金額33.0%減の97億8,200万円。鍛造型は数量0.3%減の9,088組、重量6.3%増の914㌧、金額7.6%増の27億2,600万円。鋳造型は数量2.3%減の409組、重量3.2%減302㌧、金額1.0%増の6億9,300万円。ダイカスト型は数量12.4%減の136組、重量2.8%増の1,896㌧、金額11.5%減の47億3,300万円。
プラスチック型は数量28.3%減の2,701組、重量13.4%増の2,853㌧、金額7.7%減の110億9,100万円。ガラス型は数27.0%増の1万5,619組、重量5.6%増の113㌧、金額9.7%減の2億1,300万円。ゴム型は数量4.2%減の1,279組、重量30.0%減の84㌧、金額31.3%減の6億7,400万円。粉末冶金型は数量16.4%増の5,743組、重量13.2%増の43㌧、金額15.4%増の5億8,400万円。
内製型は34.4%減71億7,900万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比21.3%減の6,210組、金額は前年同月比34.4%減の71億7,900万円となった。
プレス型=数量2,009組(同32.0%減)、金額18億1,300万円(同57.1%減)。鍛造型=2,789組(同3.9%減)、金額13億7,800万円(同10.8%増)。鋳造型=数量45組(同8.2%減)、金額7,700万円(同51.9%減)。ダイカスト型=数量136組(同23.2%減)、金額13億900万円(11.5%減)。
プラスチック型=数量434組(27.0%増)、金額23億7,600万円(32.2%減)。ガラス型=数量(―)、金額=(―)。ゴム型=数量162組(同27.0%減)、金額1億9,300万円(同31.3%減)。粉末冶金型=数量635組(37.2%減)、金額3,200万円(同30.4%減)。
金型新聞 平成30年(2018年)5月14日号
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