前年同月比 0.4%減の345億3,500万円 プレス型は4.4%増、プラ型は6.3%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2016年9月の金型生産実績をまとめた。それによる…
UMモールドフェアJIMTOF出品機が一堂
植田機械が主催
1月27・28日、インテックス大阪で
工作機械やソフトウェアの総合商社、植田機械(大阪府東大阪市、06・6743・0110)は来年1月27~28日、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)で工作機械総合展示会「UMモールドフェア」を開催する。微細加工機や金属3DプリンタなどJIMTOF2016で注目を集めた工作機械やソフトウェア、測定機をはじめ、金型・精密部品加工の最新技術を披露する。
UMモールドフェアは、2年に一度東京で開かれる国内最大の工作機械展JIMTOFのアフター展として、大阪で開く展示会。8回目となる今回は「ここから未来が動き出す」をテーマに、工作機械・装置(28社)、測定機(3社)、ソフトウェア(12社)、ツーリング・治工具(12社)、精密金型部品(6社)、食品機械(1社)など73社が出展する。
見どころはJIMTOF2016で注目を集めた最新技術。工作機械は、知能化技術を搭載した5軸加工機や超精密微細加工機、高精度のワイヤ・放電加工機、5軸制御の平面研削盤、金属3Dプリンタが登場する。
測定機は高精度の3次元測定機や画像測定機、ツーリング・治工具は加工時の振動を抑えたり段取り替えし易い工作機器や冶具、ソフトウェアは5軸対応のCAD/CAMが出品する。さらに、金型補修用の溶接機や、コーティングや精密金型部品なども紹介される。
また今回は、JIMTOF2016で話題になったIoT(モノをインターネットでつなぐ)の活用事例として、複数の工作機械の稼働状態確認の一元化を、モニターに映し出して、提案する。
会期中は、基調講演も行われる。27日にはHILLTOPの山本昌作副社長が、28日には演出家の宮本亜門氏が、未来を切り拓くための取り組みや、仕事術について語る。
植田修平社長は「JIMTOFに行くことができなかった金型メーカーや部品メーカーの方々に、最新の加工技術に触れて頂き、次代を勝ち抜くヒントを見つけることができる場にしたい」。
金型新聞 平成28年(2016年)12月14日号
関連記事
日本メカケミカル(愛知県豊川市、0533-84-3245)は、ジェル状の酸性錆取り剤「サビ除去ジェル」を発売し、好評を得ている。 ジェル状なので、縦面でも垂れにいのが特徴。塗布液が乾きにくく、処理面で濡れた状態を維持。ジ…
シャットオフノズル 40年ぶりフルモデルチェンジ フィーサ(東京都大田区、03・3754・0661)はこのほど、射出成形時の「糸引き」や「タレ落ち」を防ぐ「プラゲートシャットオフノズル」を40年ぶりにフルモデルチェンジ…
高剛性で安定加工 ハース社のMC「VMシリーズ」 NKワークス(東京都千代田区、03・3864・5411)が販売する米国製工作機械のハース・オートメーション(以下ハース)は、海外メーカーながら短納期で費用対効果の高い機…
機能強化、新規開拓目指す コアコンセプト・テクノロジー(東京都豊島区、03-6457-4344)はこのほど、SOLIZE(ソライズ、東京都千代田区)の金型設計製造NAVIシステム「KATANAVI(カタナビ)」事業を譲受…