中小製造業のグループ化事業に集中できる環境を整備優れた技術守り次代につなぐ 2006年に金型ベンチャー企業から父が経営するねじメーカーの由紀精密に入社しました。そこで感じたのは企業規模が小さすぎて、あらゆる機能が無さすぎ…
名古屋精密金型 交流促進と現場見学
ロシア視察団が訪問
自動車用ヘッドランプなどの金型を製造する名古屋精密金型(愛知県知多郡、0562・84・7600)は9月29日、ロシア視察団の7社9人を受け入れ、金型製造現場を見学するなど交流を図った。今回の訪問と研修は昨年日露首脳会談で合意した日本とロシアの経済協力の一環で、日露両国産業界の世界販路への競争力強化を図ることが目的。
同社は1975年に創業し、主に自動車用ヘッドランプの金型製造に定評がある。技術では表面をピカピカにする鏡面ミガキのほか、ランプのLED化に伴い、R0.1㎜の工具を使って微細加工技術を開発し、本社のみならず、国内では熊本工場と宮崎工場、海外はベトナム工場とインドネシア工場を展開する。訪問したロシア企業は樹脂成形メーカーが多く、なかには金型を内製している企業もあり、金型製造現場を丹念に視察した。渡邊幸男会長は「金型業をロシアに育てて、産業界の活性に役立ててください。そのための協力は惜しまない」と話す。また、南谷広章社長はロシアの自動車生産台数の現状やロシア経済について質問するなど、積極的な情報交換も図った。
金型新聞 平成29年(2017年)11月10日号
関連記事
目次 PART1:トヨタに学ぶ改善術PART2:改善と女性 〜サイベックコーポレーション 平林 巧造社長に聞く〜PART3:改善が生んだ新ビジネスPART4:からくりで現場改善 〜からくり改善くふう展 オンラ…
今年3月、岩手大学と自動車部品メーカーのトヨタ紡織は生産技術開発を中心とした連携で包括協定を結んだ。両者は今後6年に渡り、生産技術のほか、幅広い分野で共同研究を進めていく。「大学全体で連携し、技術開発だけでなく、学生の…
プレス加工メーカー3社を傘下に持つ新栄ホールディングス(東京都中央区、03・5843・6096)は昨年8月、傘下のアポロ工業(埼玉県吉川市)の金型部門を切り離し、アポロ技研(同)を設立した。金型の設計、製作に加え、メンテ…
エムエス製作所(名古屋市、迫田邦裕社長)と山一ハガネ(名古屋市緑区、寺西基治社長)は共同でパソコンのキーボードにラップをかけコロナウイルスの感染を防ぐ「TOUCH WRAP(タッチラップ)」を開発した。 市販のラップの未…




