6軸ロボ4台と射出成形システム導入 ゼロ・ディフェクト(ZD)の挑戦 ゼロ・ディフェクト(ZD)と言う成形加工において最高で最大の品質目標に挑戦する成形メーカーに遭遇した。10年前に訪問したことのある会社は、すっかり成…
名古屋精密金型 交流促進と現場見学
ロシア視察団が訪問
自動車用ヘッドランプなどの金型を製造する名古屋精密金型(愛知県知多郡、0562・84・7600)は9月29日、ロシア視察団の7社9人を受け入れ、金型製造現場を見学するなど交流を図った。今回の訪問と研修は昨年日露首脳会談で合意した日本とロシアの経済協力の一環で、日露両国産業界の世界販路への競争力強化を図ることが目的。
同社は1975年に創業し、主に自動車用ヘッドランプの金型製造に定評がある。技術では表面をピカピカにする鏡面ミガキのほか、ランプのLED化に伴い、R0.1㎜の工具を使って微細加工技術を開発し、本社のみならず、国内では熊本工場と宮崎工場、海外はベトナム工場とインドネシア工場を展開する。訪問したロシア企業は樹脂成形メーカーが多く、なかには金型を内製している企業もあり、金型製造現場を丹念に視察した。渡邊幸男会長は「金型業をロシアに育てて、産業界の活性に役立ててください。そのための協力は惜しまない」と話す。また、南谷広章社長はロシアの自動車生産台数の現状やロシア経済について質問するなど、積極的な情報交換も図った。
金型新聞 平成29年(2017年)11月10日号
関連記事
次世代リーダー育成へ 日本金型工業会(牧野俊清会長)は6月3日、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)で第4回通常総会を開いた。 任期満了に伴う役員改選で、牧野俊清会長を再任したほか、副会長に鈴木教義氏(…
持続可能な製造業を議論 日本金属プレス工業協会(高木龍一会長)は10月23日から三日間、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪などで「第21回金属プレス国際会議」を開催する。世界6か国からプレスメーカーらが集まり、持続可…
目次金型メーカーアンケート型取引に関する政府の動向金型メーカーの実例紹介型取引適正化推進協議会座長 細田孝一氏に聞く記者の目 取引環境改善も道半ば 金型メーカーアンケート 政府が2016年の世耕プランで、取引環境の改善を…
大事なのは、自信を持つこと日本メーカーの力が持続可能な社会の実現には必要 1983年に牧野フライス製作所に入社してから、海外畑を歩んできました。キャリア当初は、アメリカ向け立形マシニングセンタや放電加工機の営業支援を担当…




