プレス用金型は72.9%増、プラ用金型は12.1%減 2025年5月の金型生産は、前年同月比21.2%の大幅増で295億7,970万円となった。前月比では26.7%の大幅増だった。数量は前年同月比2.5%増、前月比では9…
エムアイモルデ
デザイナーと協業してオリジナルロボを製品化
プラスチック金型メーカーのエムアイモルデ(静岡県富士市、0545・38・1142、宮城島俊之社長)はガレージキットのデザイナーと協業で、オリジナルロボットのプラモデルキットを作るプロジェクトを進めている。金型技術を活かし、製品販売までを手掛けることで、新事業として確立させる考えだ。
プロジェクトを共同で進めるのは、ガレージキットの制作から販売までを手掛ける西沢弘宜氏。同氏が製作したガレージキットロボット「Ⅳ号人型重機」(写真)を、エムアイモルデが製造する金型を使い、量産化する計画だ。この事業に合わせて成形機も導入した。
金型費などは自己資金に加え、クラウドファンディングを活用し、資金調達する。協賛した個人への返礼のほかに、大きくは2つの企業向けパッケージをラインアップした。まず、1つ目が個人支援者向けキット(箱・説明書)に企業ロゴや企業名を印刷するというもの。キットに同封されるデカール(シール)にも企業ロゴを貼付する。約500個のキットに採用され、300人以上の支援者の手に渡る予定だ。支援金は50万円。2つ目が、企業専用キットの製作。主にノベルティや広告宣伝の一環として支援企業のコーポレートカラーなどの希望色を採用した専用プラキットを製作する。加えて専用パッケージや専用説明書を製作する。50万円の支援で100個から対応し、金額に応じて製作数量も柔軟に対応する。
また、同プロジェクトが特徴的なのは、販路の確保や露出を高めるなどマーケティング戦略も同時に進めていることだ。すでに様々なイベントへの出展の他に、複数のおもちゃ問屋や秋葉原などの店舗など販売チャネルも構築中だという。
将来的には、西沢氏だけでなく、多くのクリエーターやデザイナーに対し、量産から販売までを支援したり、企業の販促物の制作を請け負ったりするなどして、2020年の事業化を目指す。
宮城島社長は「金型技術を活かし、才能と熱意あるクリエーターに向けて何ができるのか。日本の金型メーカーの可能性の一つとして挑戦をしたい」と話している。
詳細や質問などはクラウドファンディングのページ(https://camp-fire.jp/updates/view/44190)で受け付けている。
金型新聞 平成30年(2018年)1月10日号
関連記事
大同特殊鋼はこのほど、3Dプリンタ用金属粉末「DAP‐AM」シリーズの第3弾として、「LTX420」の販売を開始した。同製品は、プラスチック金型に適したステンレス系粉末。連続的な造形において、割れを抑えるとともに、大型サ…
前年同月比 15.6%減の304億9,500万円 プレス型が33.0%減、鍛造型は7.6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2018年2月の金型生産実績をまとめた。そ…
超硬直彫りで「脱匠の技」新素材金型で次世代車市場へ 金型メーカーには切削工具でお馴染みのダイジェット工業は、自動車部品などの鍛造金型メーカーでもある。金型づくりでいま取り組んでいるのが超硬金型の直彫り加工。匠の仕上げの…
高速、高精度な機能充実 SodickIoTも標準対応に ソディックは大型金型向けのワイヤ放電加工機「AL800G」を発売し好評を得ている。スマートフォンなど精密金型で好評を得ている高速・高精度な「ALシリーズ」を大型の…


