時には経営者、時には教え諭す教育者—。工場長には多様な役割が必要だ。こうしたマルチタスクをこなすために、どのようなことを意識しながら、責務を果たしているのか。現役工場長に、工場長としての哲学を聞いた。 改善へ、尽きぬ探求…
エムアイモルデ
デザイナーと協業してオリジナルロボを製品化
プラスチック金型メーカーのエムアイモルデ(静岡県富士市、0545・38・1142、宮城島俊之社長)はガレージキットのデザイナーと協業で、オリジナルロボットのプラモデルキットを作るプロジェクトを進めている。金型技術を活かし、製品販売までを手掛けることで、新事業として確立させる考えだ。
プロジェクトを共同で進めるのは、ガレージキットの制作から販売までを手掛ける西沢弘宜氏。同氏が製作したガレージキットロボット「Ⅳ号人型重機」(写真)を、エムアイモルデが製造する金型を使い、量産化する計画だ。この事業に合わせて成形機も導入した。
金型費などは自己資金に加え、クラウドファンディングを活用し、資金調達する。協賛した個人への返礼のほかに、大きくは2つの企業向けパッケージをラインアップした。まず、1つ目が個人支援者向けキット(箱・説明書)に企業ロゴや企業名を印刷するというもの。キットに同封されるデカール(シール)にも企業ロゴを貼付する。約500個のキットに採用され、300人以上の支援者の手に渡る予定だ。支援金は50万円。2つ目が、企業専用キットの製作。主にノベルティや広告宣伝の一環として支援企業のコーポレートカラーなどの希望色を採用した専用プラキットを製作する。加えて専用パッケージや専用説明書を製作する。50万円の支援で100個から対応し、金額に応じて製作数量も柔軟に対応する。
また、同プロジェクトが特徴的なのは、販路の確保や露出を高めるなどマーケティング戦略も同時に進めていることだ。すでに様々なイベントへの出展の他に、複数のおもちゃ問屋や秋葉原などの店舗など販売チャネルも構築中だという。
将来的には、西沢氏だけでなく、多くのクリエーターやデザイナーに対し、量産から販売までを支援したり、企業の販促物の制作を請け負ったりするなどして、2020年の事業化を目指す。
宮城島社長は「金型技術を活かし、才能と熱意あるクリエーターに向けて何ができるのか。日本の金型メーカーの可能性の一つとして挑戦をしたい」と話している。
詳細や質問などはクラウドファンディングのページ(https://camp-fire.jp/updates/view/44190)で受け付けている。
金型新聞 平成30年(2018年)1月10日号
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