今年国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2023(MECT2023)」が10月18〜21日の4日間、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開かれる。出展者数、開催規模ともに過去最高となる492社・団体が210…
大垣精工 9月に新工場が完成
環境対応車用の部品増産へ
大垣精工(岐阜県大垣市、0584・89・5811)は本社工場前に新たな工場を建設し、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、プラグインハイブリッド車(PHV)など急速に変化する環境対応車向けの部品増産に備える。新工場は今年9月に完成予定で、金型工場とプレス工場を新設し、超精密鍛造部品の増強を図る。投資額は約10億円で、工場新築により売上高を20%増の50億円を目指す。
新工場の面積は金型工場729㎡、プレス工場1432㎡で、金型加工向けに大型マシニングセンタや大型平面研削盤を、プレス向けに加圧能力150~200tの大型プレス機6台ほか、精密機器4台などを導入。工場設備関連で約6億を投じ、同社が得意とする超精密鍛造金型の大型化やプレス加工の増産に対応する。上田勝弘社長は「次世代自動車部品の話が増えており、中国を中心にEV車が増える方向で、需要に対応していく」と話す。
同社は今年、会社設立50年の節目にあたる。昨年はディーゼル車の排気ガスフィルターハニカム用金型の増産のため、沖縄工場を2倍に拡張し、中国、韓国、東南アジア向けに対応するなど、新たな工場建設を基盤に新市場の開拓を進めていく。
金型新聞 平成30年(2018年)3月10日号
関連記事
リーマン後に加工メーカーを立ち上げた 「日本一の賃加工屋を目指す」。リーマンショック後の2009年、世界的な不況の真っただ中に部品加工メーカーから独立。ダイセットやモールドベースなどを手掛ける明工精機を設立した。金融機…
来場事前ウェブ登録開始 2021東京国際包装展(主催:日本包装技術協会、矢嶋進会長、03-3543-1189)は、2月24日㈬~26日㈮の3日間、東京ビッグサイト西館1~4、南1~2ホールで、315社・1525小間(1…
大学発ベンチャーとしてBESTOWSを設立した、神戸大学工学部助教。製造AIの研究開発や産業機械・専用機などの設計・製作を手がけるアルムのCTOも務めており、AIが加工プログラムを自動で作成する「アルムコード1」の開発に…
タングステン含有で焼付き防止 レーザー溶接機やメンテナンスなどを手掛けるALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・7133)は高温溶融アルミダイカスト用溶接棒「ALW」(TIG・レーザ…


