常識を打ち崩す金型づくり 切削加工をプレス化 円筒形状部品の内径に溝やネジ形状を汎用プレス機で加工できる金型に挑戦する企業が、神奈川県相模原市にある。山内エンジニアリングは昨夏、サポイン事業(戦略的基盤技術高度化支援事…
女性だけの工場開設
CHAMPION CORPORATION
自動化で段取り大幅削減
金型部品メーカーのCHAMPION CORPORATION(本社・大阪府東大阪市、072・964・2511、水谷昌晃社長)はこのほど、大阪府八尾市に女性だけで運営する「YAO FACTORY」を開設した(写真)。女性が活躍できる場を作り、将来的な人材不足に備えるとともに、徹底した自動化投資で大幅な加工段取り削減にもつなげる。
新工場は延べ床面積約990㎡で、土地や建物に加え、自動旋盤6台や測定システムなど3億円超を投資した。手掛けるのは、ダイカスト用小径鋳抜ピンを軸などで、今後は女性が持ち運びしやすいサイズに特化した他分野の小径部品を手がけていく予定。
子育て世代にも対応するため、定時は設定したものの、勤務時間を柔軟に選択できる体制にした。また、女性の初心者でも加工できるように、加工誤差を自動で機械にフィードバックできるシステムを開発するなど、自動化への投資も入念に行った。水谷社長は「今回の取り組みがうまくいけば、本社や松阪、海外の工場にも展開したい」と話す。
現在は新規に採用した女性4人以外に、サポートする男性社員もいるが、将来的には女性だけで運営できる工場にする考え。
採用も増やしていく予定で、生産は1年以内に月産8000本まで引き上げる計画だ。これまで加工していた松阪工場でも生産を継続するため、新工場の分は増産となる。
水谷社長は「人材不足は喫緊の課題になりつつある。それに備えるためにも、女性に活躍してもらえる場を作る必要を感じていた。むしろ細やかで責任感の強い女性のほうが向いている加工もある。今後も採用を増やしていきたい」としている。
金型新聞 平成30年(2018年)4月16日号
関連記事
明星金属工業のプレス金型工場を見学 大阪府大東市のものづくり企業など8社の事業を見学できる「だいとうおーぷんふぁくとりーこんたくと」(参加延べ人数1103人)が11月3日、開かれた。明星金属工業はプレス金型の工場見学会や…
9月2日から出展募集 工作機械見本市メカトロテックジャパンを主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052-732-2455)は来年7月2日〜4日の3日間、中部国際空港に隣接する愛知県国際展示場(Aichi S…
型青会を金型発注の窓口に 新春座談会ー第1部ー金型メーカー4社が語る 新時代の経営戦略 1月号では昨年の景況や各社の取り組みなどを報告してもらった。本号では日本金型工業会西部支部の青年部である「型青会」にスポットをあて…
DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 金型の長寿命化、自動化へ 冷間鍛造金型を手掛けるニ…



