コロナ禍に対応する活動を 日本金型工業会西部支部(山中雅仁支部長・ヤマナカゴーキン社長)は7月30日、オンラインセミナーを開いた。伊吹機械の伊吹宏一社長が登壇し、自社の金型製作の取り組みを解説した。 冒頭のあいさつで…
女性だけの工場開設
CHAMPION CORPORATION
自動化で段取り大幅削減
金型部品メーカーのCHAMPION CORPORATION(本社・大阪府東大阪市、072・964・2511、水谷昌晃社長)はこのほど、大阪府八尾市に女性だけで運営する「YAO FACTORY」を開設した(写真)。女性が活躍できる場を作り、将来的な人材不足に備えるとともに、徹底した自動化投資で大幅な加工段取り削減にもつなげる。
新工場は延べ床面積約990㎡で、土地や建物に加え、自動旋盤6台や測定システムなど3億円超を投資した。手掛けるのは、ダイカスト用小径鋳抜ピンを軸などで、今後は女性が持ち運びしやすいサイズに特化した他分野の小径部品を手がけていく予定。
子育て世代にも対応するため、定時は設定したものの、勤務時間を柔軟に選択できる体制にした。また、女性の初心者でも加工できるように、加工誤差を自動で機械にフィードバックできるシステムを開発するなど、自動化への投資も入念に行った。水谷社長は「今回の取り組みがうまくいけば、本社や松阪、海外の工場にも展開したい」と話す。
現在は新規に採用した女性4人以外に、サポートする男性社員もいるが、将来的には女性だけで運営できる工場にする考え。
採用も増やしていく予定で、生産は1年以内に月産8000本まで引き上げる計画だ。これまで加工していた松阪工場でも生産を継続するため、新工場の分は増産となる。
水谷社長は「人材不足は喫緊の課題になりつつある。それに備えるためにも、女性に活躍してもらえる場を作る必要を感じていた。むしろ細やかで責任感の強い女性のほうが向いている加工もある。今後も採用を増やしていきたい」としている。
金型新聞 平成30年(2018年)4月16日号
関連記事
11月24日 ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 業界功労者など表彰 日本金型工業会(牧野俊清会長・長津製作所会長)は11月24日、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)で、創立60周年記念式典及び第44…
超硬合金に近い耐摩耗性、レアメタルの使用量大幅削減 冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)はこのほど、新材料「サステロイ STN30」を発売した。コバルト、タングステンの使用量を9割削減。鋼程度の比重のため…
「コロナ禍で航空機など需要が落ち込み、試作車市場も変化している」と語ったのは鳥羽工産の傍島聖雄社長。同社は金型製作(プレスや射出成形)から量産(少ロット)まで一貫生産体制を強みに、これまで自動車の試作型や試作車の製作、航…
金型がデータ収集 遠隔監視や事前予測 金型メーカーが、生産性の向上や金型の高機能化にIoTを活用する動きが広がっている。金型そのものの品質やコスト、納期に次ぐ、新たな価値を生み出し競争力を強化するのが狙い。センサ…



