プラスチック金型及び成形を行う明石プラスチック工業(兵庫県明石市、078・936・1601)は『女性活躍』をテーマに女性の採用を強化。産休・育休制度に加え、キャリアアップ制度など女性が安心して長く働ける環境を整えたことで…
DMG森精機 金型エクセレンスセンタが始動
5軸加工機を販売強化
加工から計測まで提案
DMG森精機は5月22日、伊賀事業所(三重県伊賀市)で行われた「伊賀イノベーションデー2018」で、金型専門チームの『金型エクセレンスセンタ』を立ち上げ、5軸加工機の販売を強化する。金型分野において5軸加工の強みと加工から計測までのトータルソリューションを提案し、顧客の生産性向上を図る。
金型エクセレンスセンタは、同社エンジニアリング本部の5軸コンペテンスセンタといわれる5軸加工専門チーム内に設けられ、専門スタッフ6人が所属する。活動拠点は伊賀事業所グローバルソリューションセンタで、5軸加工機やシボ加工に使われるレーザ加工機など6台を展示し顧客提案を行う。
グループ長の萩野重一氏は「金型加工に対する5軸加工のメリットは多い」と話す。大型金型の深い部位の加工では、工具もしくはワークを傾け工具ホルダとの干渉を回避し、短い突出し量で最適な切削条件での加工が可能となり、加工精度の向上や加工時間の短縮につながるほか、多面のワンチャッキング加工や加工ワークの機上計測で段取り替えの削減を推奨する。また、「エンドミルの長寿命化や面品位の向上で磨き時間など後工程も時間短縮できる」と、その効果を強調する。
ある大型のプラスチック金型メーカーは5軸加工で切れ刃全体を使うことで加工に使用する工具本数を減らし、放電レスや磨き時間の短縮を実現させた事例もある。また、「機械操作や加工プログラムに不安を持つユーザーは多い」とし、加工技術者の育成を行うDMG森精機アカデミーでは1週間のユーザー向け講習を設けるなど、サポート体制も充実。
日本の金型市場について萩野氏は「数年前から自動車の外装・内装部品の大型化で設備投資の案件が増加した」と語る。同じく金型エクセレンスセンタを設ける同社のドイツでは自動車向けの大型金型が活況で、豊富な加工機ラインアップと社内やグローバルで得た加工ノウハウを活かし、加工プログラムから機上計測までトータルソリューション提案を強化する。「5軸だと機械干渉を避ける必要があり、治具提案もソリューションの1つ」と自信を見せる。同社はインターモールド名古屋に出展。『5軸とレーザを融合させた最新の金型加工』をテーマに、様々な加工を披露する。
金型新聞 平成30年(2018年)6月8日号
関連記事
▶︎▶︎採用目指す動き広がる ▶︎▶︎金沢大学古本達明教授に聞く 金属3Dプリンタの未来「将来不可欠なツールに」 ▶︎▶︎事例①日産自動車 ダイカスト部品で活用探る ▶︎▶︎事例②J・3D ハイブリッド構造でコスト抑制 …
新被膜やPCDでサブミクロン 仕上げや組付けなど金型の品質を決める領域には人の手は欠かせない。磨き工程もその一つ。しかし、磨きには時間や人手がかかることから、できるだけ機械加工で追い込み、磨きを減らしたいという声は多い。…
世界的な設備投資需要が低迷 ミスミグループ本社(東京都千代田区)の2024年3月期決算は、売上高が前年同期比1・5%減の3676億4900万円となった。製造業を中心にグローバルで設備投資需要が低迷し、減収。今期の売上高は…
電極線事業40周年 沖電線は昨年、ワイヤ放電加工機用電極線の発売開始から40周年を迎えた。これまでに開発や改良を繰り返し、付加価値の高い製品を提供してきた。昨春には製造拠点を岡谷工場(長野県諏訪市)に集約。「メイド・イ…


