オンデマンド受託製造を手掛けるプロトラブズ(神奈川県座間市、046-203-9100)は今年6月から、CNC切削加工サービスで「当日出荷オプション」の提供を開始した。これまで標準3日、最短翌日だった出荷をさらに短縮する。…
マーポス 切削、プレス加工の監視システム
金型分野で事業領域拡大
マーポスは1952年にイタリアで設立され、70年に日本に進出。自動車部品の計測装置や研削盤の定寸装置を始め工作機械の制御・計測装置などを手掛ける。特に金型分野ではタッチプローブでの工具やワーク計測によって金型の高精度加工を支えてきた。

小柳典雅マネージャー
その一方、この10年間で10社以上の企業にM&A(合併・買収)を実行し、製品を拡大。「今まで金型分野にはタッチプローブ以外に提案できる製品が少なかったが、幅が大きく広がった」(小柳典雅マネージャー)。その中でも注力しているのが3つのモニタリングシステムだ。
一つはアーティス社(独)の切削加工監視システム。加工機のモータ負荷や振動、工具のトルクなどを監視し、工具の摩耗状態を予測し、予防保全などに活用する。加工が長時間に及ぶ金型加工では工具欠損による加工の停止を防ぎ、生産性を向上させる。
また、金型加工だけでなく、プレスやダイカストのモニタリングシステムも提供する。その一つが「ブランカンプシステム」。プレス機の圧力や振動を監視し、カス上がりなどによる金型の異常を検知できる。もう一つが「TTVシステム」。サーモグラフィによって金型の表面温度を監視し、温度を安定化させることで巣やクラックなどの不良を抑制する。
「加工はもちろん、成形工程にも監視システムを活用することで上流工程を考えた金型づくりができ、金型の高付加価値化につなげることができる」(小柳マネージャー)。
製品を拡大し提案の幅を広げるのは、今後予測される事業環境の変化に対応するためだ。「自動車の電動化や自動化によって金型の需要構造は大きく変化するだろう。ただ、高精度な金型が求められることは間違いない。当社の製品で高精度、高品質な金型づくりにつなげてほしい」(小柳マネージャー)。
金型新聞 平成30年(2018年)10月10日号
関連記事
魅力ある組織でなければ人は集まってきません。東北金型工業会をより魅力ある団体にするために、会長就任後すぐに、3つの分科会を作りました。若手が中心となって積極的に参加してもらい、勉強会などを通じ、メリットや魅力を感じてもら…
日本工業大学大学院教授 横田 悦二郎氏に聞く 「ユニット」や「軽量化」がカギ 日本金型工業会で学術顧問を務める、日本工業大学大学院の横田悦二郎教授は「国内に戻る金型は出て行った時と内容は異なり、高度化して回帰している」…
企業連携で金型技術確立へ EVシフトによって、需要減少が見込まれる内燃機関(ICE)部品の金型。シリンダヘッドやシリンダブロックなどのダイカスト金型を手掛ける米谷製作所はその影響を受ける1社だ。米谷強社長は「今後、内燃機…
育成のプロ、名匠塾の塾長 社内の技術者に研削や切削など加工の基礎を教える「名匠塾」の塾長。塾生は10年間で全社員の3分の1に当たる168人。同社のものづくりを支える育成のプロだ。 入社時は「おシャカ製造機」と言われる…
