金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

15

新聞購読のお申込み

天青会が設立45周年

式典に会員など80人参加

 日本金型工業会東部支部天青会(宮城島俊之会長・エムアイモルデ社長)は3月8日、ザストリングス表参道(東京都港区)で設立45周年記念式典を開催した。会員やOBなど約80人が集まり、節目を祝った。

 天青会は日本金型工業会東部支部に所属する51歳以下の若手経営者と後継者によって組織される。1972年に若手同士の親睦や資質の向上などを目的として設立され、工場見学会やセミナー、交流会など様々な活動を行っている。

 式典のあいさつで宮城島会長は「自分がこういう機会に巡り合えたことは、非常に光栄だ」とし、「(こうした機会を通じて)若い人から若い人へと伝えていくことが天青会の本分だと思う」と話した。

 歴代会長の表彰も行われ、第41~45代の歴代会長に表彰状と記念品が授与された。第44代会長の千葉英樹氏(チバダイス社長)は「天青会には自分の悩みの答えがあった。素晴らしい場所で、毎回大事な会として参加していた」と振り返った。また、鈴木教義東部支部長(鈴木社長)は、「変化の激しい時代の中、それに対応するには若い人たちのアイデアが重要。今後も業界を盛り上げてほしい」とエールを送った。

 式典後には今年度の活動テーマ「真・新価値
創造」をもとにしたトークセッションも開かれた。金型だけでなく様々な分野から講師を招き、白熱した議論が展開された。

金型新聞 2019年4月10日

関連記事

NPOアジア金型産業フォーラム 脱下請けの現状と展望 1月27日オンラインで

NPOアジア金型産業フォーラムは1月27日、オンラインで脱下請けの現状と展望について講演会を開く。講師は日本金型工業会で学術顧問を務める横田江悦二郎氏で、「日本のものづくりは世界一=日本の金型は世界一」をテーマに講演する…

精密、高精度、短納期、ニーズに応える金型材・金型部品

自動車の電動化やSDGs、カーボンニュートラルなどモノづくりを取り巻く環境が大きく変化しようとしている昨今、金型作りにおいても、さらに長寿命化や短納期、高精度といった高難易度な金型が求められている。そのためには新たな材料…

日本JPT 金型をレーザーで洗浄 クリーニング装置の販売強化

錆など母材傷付けず除去 中国・深圳JPTオプトエレクトロニクス社の日本法人、日本JPT(横浜市港北区、045-534-8568)が金型向けにレーザークリーニング装置の販売を強化している。昨年からレーザー出力100Wタイプ…

金型製作の効率化を追求 笹山勝氏(ササヤマ社長)【特集:次の10年を勝ち残る4つの道】

EV化などによる金型需要の変化やAMをはじめとする新たな製造技術の登場など金型産業を取り巻く環境はこれまで以上に大きく変化している。金型メーカーには今後も事業を継続、成長させていくため未来を見据えた取り組みが求められてい…

イケックス工業 インテリア製品を販売

イケックス工業 インテリア製品を販売

金型技術を応用  電鋳金型を製造するイケックス工業(愛知県春日井市、052・253・8881)はこのほど、独自の金型製造技術を応用し、日本を代表するカービング作家の岡田明子氏のデザインを用いて、インテリア製品「レザーカー…

トピックス

関連サイト