東芝機械は、小型から大型部品の造形が可能な金属3Dプリンタ「ZKシリーズ」の受注を開始した。レーザと金属粉末を同時に照射し造形する指向性エネルギー堆積方式(DED)方式で、高速、高精度な造形を可能にした。 ZKシリー…
自動で5軸の干渉回避
C&Gシステムズ
キャムツールの新版

C&Gシステムズは4月、効率的な干渉回避を自動で算出するなど、同時5軸加工に対応する機能を盛り込んだ「CAM‐TOOL(キャムツール)」の新版「V15・1」を発売した。
今回追加した「同時5軸データの自動変換機能」は、干渉しない固定傾斜角度を自動算出する新開発の5軸アルゴリズムを採用。急激な干渉回避や、動く軸数を抑えることで加工精度向上に役立つ。
バレルやレンズ形状などの異形工具の対応も強化。これまで等高線仕上などの特定の切削モードに適用していたが、複合面沿い加工などにも適用した。
工作機械の加減速を平準化し、加工面の品質アップにつながる「CL制御点再配置機能」や、穴の交差部の切削速度を調整できる「ガンドリル交差穴あけ対応」、ポリゴン形式データの作成用途を広げるため「ポリゴン編集機能」を新設するなど、44項目の新機能を追加した。
金型新聞 2019年4月10日
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