金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

25

新聞購読のお申込み

自動で5軸の干渉回避
C&Gシステムズ

キャムツールの新版

 C&Gシステムズは4月、効率的な干渉回避を自動で算出するなど、同時5軸加工に対応する機能を盛り込んだ「CAM‐TOOL(キャムツール)」の新版「V15・1」を発売した。

 今回追加した「同時5軸データの自動変換機能」は、干渉しない固定傾斜角度を自動算出する新開発の5軸アルゴリズムを採用。急激な干渉回避や、動く軸数を抑えることで加工精度向上に役立つ。

 バレルやレンズ形状などの異形工具の対応も強化。これまで等高線仕上などの特定の切削モードに適用していたが、複合面沿い加工などにも適用した。

 工作機械の加減速を平準化し、加工面の品質アップにつながる「CL制御点再配置機能」や、穴の交差部の切削速度を調整できる「ガンドリル交差穴あけ対応」、ポリゴン形式データの作成用途を広げるため「ポリゴン編集機能」を新設するなど、44項目の新機能を追加した。

金型新聞 2019年4月10日

関連記事

【ウェブ限定】高精度な立形MCを販売―DMG森精機

【ウェブ限定】高精度な立形MCを販売―DMG森精機

ロボシステムと組み合わせ可能 切削能力が従来の2倍  DMG森精機はこのほど、NVX5000シリーズの第2世代にあたる立形マシニングセンタ「NVX5000 2nd Generation」の販売をし好評を得ている。コラム・…

日本成型産業 金型保管向け倉庫型レンタルスペース

負担解消、現場の生産性向上に プラスチック成形関係の機器販売などを手掛ける日本成型産業(千代田区内神田、03・5577・4137)は、この7月から「金型ロッカー」のサービスを開始した。長期間使用の予定がなく、廃棄できない…

深絞りの生産性向上
マツダ

高精度超硬パンチ マツダの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  電池や自動車部品をはじめとして深絞りの成形が増えているが、トータルコストの低減のためには金型の長寿命化が必要となっている。 提案・効果  …

テクノコート ゴーグル付きハンディトーチを開発<br>手元拡大し超精密肉盛

テクノコート ゴーグル付きハンディトーチを開発
手元拡大し超精密肉盛

 テクノコート(静岡県藤枝市、054・646・1721)はこのほど、ファイバーレーザ肉盛・溶接装置「スマートレーザー」の肉盛・溶接用ハンディトーチ「スマートゴーグル+スマートトーチ」(特許出願中)を開発した。小型トーチに…

東京光電 離型剤の希釈率を数値化 鋳造・ダイカストの品質安定

照度計などを手掛ける東京光電(東京都足立区、03-5613-7555)が、離型剤希釈倍率計の拡販に注力している。ダイカスト・鋳造メーカーなどを中心に提案を強化。これまで正確に把握することが難しかった離型剤の希釈率や液濃度…

トピックス

関連サイト