匠ソリューションズ(仙台市、022・342・1888)は、金型内の温度変化をリアルタイムで測定できるワイヤレス温度計測システム「TWINDS‐T」を開発した。樹脂金型やダイカスト金型などの金型内部の温度を可視化し、製品…
自動で5軸の干渉回避
C&Gシステムズ
キャムツールの新版

C&Gシステムズは4月、効率的な干渉回避を自動で算出するなど、同時5軸加工に対応する機能を盛り込んだ「CAM‐TOOL(キャムツール)」の新版「V15・1」を発売した。
今回追加した「同時5軸データの自動変換機能」は、干渉しない固定傾斜角度を自動算出する新開発の5軸アルゴリズムを採用。急激な干渉回避や、動く軸数を抑えることで加工精度向上に役立つ。
バレルやレンズ形状などの異形工具の対応も強化。これまで等高線仕上などの特定の切削モードに適用していたが、複合面沿い加工などにも適用した。
工作機械の加減速を平準化し、加工面の品質アップにつながる「CL制御点再配置機能」や、穴の交差部の切削速度を調整できる「ガンドリル交差穴あけ対応」、ポリゴン形式データの作成用途を広げるため「ポリゴン編集機能」を新設するなど、44項目の新機能を追加した。
金型新聞 2019年4月10日
関連記事
ワイヤ回転機構を搭載 ソディックは、世界で初めてワイヤ回転機構を搭載したワイヤ放電加工機「ALアイグルーブエディション」を開発した。 ワイヤを回転させながら加工することで、高精度で高品位な面が得られる。段差加工を簡単…
工具管理システムの生産、販売を手がけるWinTool Japanはこのほど、工具管理システム「WinTool」の最新バージョン「WinTool2022.2」をリリースした。 同社の「WinTool」は、切削工具やツーリン…
連携型検査・工程実績収集システム 生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する連携型検査・工程実績収集システム「Ez‐Collect…
実用新案、ランニングコストを削減 冷間圧造工具メーカーの三豊機工(愛知県春日井市、0568-81-4111)は、ダイスケースをセパレートタイプにすることで実用新案を取得した。分割したケースをネジでつなぎ合わせることで、一…


