高硬度材用インサート ダイジェット工業(大阪市平野区、06・6791・6781)は、刃先交換式ボールエンドミル「ミラーボール」に高硬度材加工用インサート「TSインサート」を追加し発売した。 加工時の発熱を抑えるため、…
イエプコ処理の受託加工
モールドプラスセンター
モールドプラスセンターは創業30年の金属表面処理「イエプコ処理」の受託メーカー。創業時は金型部品を扱っていたが、15年前にイエプコ処理設備を導入し、受託加工を開始した。
同処理はスイス・イエプコ社が確立した表面処理技術。加熱も溶剤も一切使用せず、エージェンントと呼ばれる鉱石の紛粒体をエアーで吹き付け、表面の変質層を除去する。金型の離型性の改善や、磨き工数の削減、摺動部のカジリ・摩耗防止に役立つほか、汚れの付着も防げ、金型や部品の長寿命化につながる。
現在は2台の装置を持ち、北は東北から南は九州まで日本全国から加工を請け負う。対応できるワーク重量は20㎏まで、サイズは600×400㎜までで、「ワークにもよるが、大体納期は数日以内」という対応力も武器だ。処理装置の輸入元のプラストロン(福島県郡山市)とも相互交流や、定期的な研修も受けており、技術力の向上に余念がない。
同社の加藤勝社長は「長年のノウハウと熟練の技能者を有しており、精度や品質など目的に合わせて対応できる。納期も極力ご要望にお応えしたい」としている。
金型しんぶん 2019年8月10日
関連記事
ダイカスト金型などで、自由な形状に水管を設計・制作し、金型の冷却効果を高める技術が注目を集めている。自由水管の製作手法として金属3Dプリンタがあるが、拡散接合技術もその有力な一つだ。本稿では、スロベニアのHTS IC社が…
高硬度鋼に対応 三菱日立ツール(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、高硬度鋼加工に対応した面取り工具「DN2HC‐ATH」を発売した。NCによる自動機械加工を可能にし、手作業時間を低減する。 「ATH…
DMG森精機は修理復旧技能研修センタを開設。最新機から生産が終了したあらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応するため、技能を持つ人材の育成を強化し、修理時間の短縮を図ることで顧客の稼働率や生産性の向上に努める。 工作機械は…
負担解消、現場の生産性向上に プラスチック成形関係の機器販売などを手掛ける日本成型産業(千代田区内神田、03・5577・4137)は、この7月から「金型ロッカー」のサービスを開始した。長期間使用の予定がなく、廃棄できない…



