指先でミクロンとらえる磨きの達人 指先はミクロンの誤差をとらえる。神経を研ぎ澄まし、砥石に力を加え、鏡面に仕上げていく。その技能で「なにわの名工若葉賞」にも選ばれた。金型磨きの達人だ。 整備士として勤めていた車の販売…
タイ工場15周年祝う
ヤマシタワークス
来年には移転拡張
右が山下健治社長

パンチピンや薬剤用の金型を手掛けるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、06-4868-8477)は9月13日、タイ工場の創業15年を記念して、バンコク市内で記念式典を開いた。タイと日本の社員ら約100人が出席し、親睦を深めた。また、来年にタイ工場の移転拡張することも発表した。
タイ工場は「アジアヤマシタワークス」として2005年に操業を開始。最大で400㎜までのパンチピンの製造と、鏡面磨き装置「エアロラップ」の販売で、初年度から利益を確保するなど15年連続で黒字を記録した。現在では、一部でダイスの製造も手掛けるなど順調に拡大し、従業員は40人で、売上高は3億円にまで成長している。
山下健治社長は式典で「ここまでやってこれたのは社員のみんなのおかげ。これからも一緒に楽しく頑張っていきましょう」と謝辞を述べた。懇親会ではタイと日本の社員が一緒にカラオケを歌ったりするなど、親睦を深めた。
また、式典ではタイ工場の移転拡張も発表。今の工場近くに現在の倍となる1980㎡の用地を確保した。土地も含めて設備などにも数億円を投資し、来春には稼働させる計画で、山下社長は「これまで賃貸工場だったが、自社工場になることで、社員のモチベーションアップや、事業強化につなげたい」としている。
金型しんぶん 2019年10月10日
関連記事
モノの本質を学ぶ場 金型は最適な教育ツール 企業との接点が重要 〜次世代人材の教育〜 1963年生まれ、中国・黒竜江省出身。工学部・機械工学科教授、研究テーマ:プロセス・トライボロジー、型工学、冷間鍛造・板鍛造。92年…
自動車の金型が試練の時を迎えている。半導体不足に端を発する新車開発の相次ぐ延期で受注が減少している。一方、電気自動車(EV)シフトが技術と産業構造に変革を迫る。生き残るカギは変化のうねりを見極め培ったノウハウや強みを生か…
自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…
難加工素材・形状の技術開発で新分野開拓 冷間鍛造部品メーカーの三ツ知(愛知県春日井市、下元守社長)は6月1日、冷間鍛造用金型メーカーの和田山精機(兵庫県朝来市)と業務提携を締結した。三ツ知の冷間鍛造技術と和田山精機が持つ…


