自動車を軽量化するために近年、ボディに鋼板ではなくアルミニウムを採用するなど素材の置換えが進んでいる。しかしアルミニウムは軟質で融点が低く、塑性加工中に凝着しやすい。それを解決するカギの一つがコーティングだ。近年適用が増…
形彫2機種発売
ソディック
大型と精密部品向け
AI活用や新電源搭載
AL40G/60G

AG200L


ソディックは形彫り放電加工機のシリーズ拡充を図っている。このほど、自動車の大型部品や、精密部品向けの放電加工機2機種を発売した。
大型部品向けの「AG200L」は、従来のC型コラム仕様の「AG100L」に比べ、X軸を1200から2000㎜に、Y軸を650から1200㎜に拡大した。
最大ワーク寸法を面積で約2倍、加工タンク容積で3・2倍に広げたが、Y軸に2重構造スライド方式にすることなどで、寸法は約1・5倍のコンパクト化を実現した。2重構造は軸ストロークを拡張しながら移動質量を軽減し、応答性も高める効果が得られ、高速加工を可能にした。
アークしない「アークレスPlus」も搭載したほか、専用に設計した電源装置「LN2A2電源」で高い処理速度を実現した。
精密金型向けの「AL40G/60G」はAIなど様々な新技術を採用した。新開発の「SP電源」の搭載で、荒から仕上げまでの加工領域で精度、速度、品質の向上を実現。また、機械各部の温度をセンシングすることで精密な補正などに利用可能な「TH COM」を採用し、温度変化や熱変位量を最小限に抑制した。
AIにより、常に最適な加工条件を提供できる「LNProAI」を標準装備。初心者でも加工性能を最大限引き出すことができる。
このほかにも、3軸リニアモータを採用し高速加工を実現したほか、アークしない「アークレス4」の搭載で、電極の消耗抑制や加工面質の向上などにつながる。また、ATCやロボットなど様々な自動化システムへの対応がしやすいように、3面自動上下式の加工タンクや、上吊り式操作パネルを採用した。
金型しんぶん 2020年1月10日
関連記事
DMG森精機は修理復旧技能研修センタを開設。最新機から生産が終了したあらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応するため、技能を持つ人材の育成を強化し、修理時間の短縮を図ることで顧客の稼働率や生産性の向上に努める。 工作機械は…
加工を行った工作機械上で製品の測定を行うことを「機上計測」と言う。タッチプローブとCAMの計測オプションを活用することで工作機械を三次元測定機のように使用することが可能となる。本稿では、仕組みの全体像と導入のために必要な…
低価格化を実現 チバ・テクノ(神奈川県横浜市、045-473-9933)は高速加工用ワイヤ電極線「EZシリーズ」を刷新し、「新EZシリーズ」として販売を開始した。製造プロセスを見直すなどして、品質を高める一方で価格低減も…
高送りラジアスミル MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、アルファ高送りラジアスミル「TR4F形」のインサートサイズを拡大し、「TR4F5000形」を発売した。従来の12タイプから15タイプ…


