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深穴座ぐりを工程短縮
ダイジェット工業

タイラードリル3D・5Dタイプ

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現場の課題

 金型への3L/Dや5L/Dなど深穴の座ぐりで、効率良く高精度に加工できる工具が求められていた。

提案・効果

 「3Dタイプ」と「5Dタイプ」は、多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル」の深穴加工用。ドリル剛性を向上させ、ダブルマージン仕様や低抵抗刃形を採用したことにより、安定した3L/D、5L/Dの加工ができる。

 広い溝形状で切りくず排出性に優れ、高精度な加工ができる。傾斜面や円筒面、交差穴への穴あけ加工で、径方向への力が小さいため、穴の曲がりやバリの発生が少なく、工程を短縮できる。

 オイルホール仕様により刃先に適切にクーラント供給することができ、切りくず詰まりと加工刃部の切削熱を抑制する。材種は対欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたコーティングを採用し、また平滑化処理により長寿命化を実現した。

 炭素鋼や鋳鉄、工具鋼、ステンレスなど幅広い被削材を加工できる。

金型加工で高まるニーズに応え、今月「3Dタイプ」を発売。6月に「5Dタイプ」をラインアップに加える。

金型新聞 2020年4月10日

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