企業間の情報共有を容易に Dr.型管Cloud シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03-5745-1181)は11月、金型に関する様々な情報をクラウド上で一元管理できる「Dr.型管Cloud」をプレリリースする。…
深穴座ぐりを工程短縮
ダイジェット工業
タイラードリル3D・5Dタイプ

現場の課題
金型への3L/Dや5L/Dなど深穴の座ぐりで、効率良く高精度に加工できる工具が求められていた。
提案・効果
「3Dタイプ」と「5Dタイプ」は、多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル」の深穴加工用。ドリル剛性を向上させ、ダブルマージン仕様や低抵抗刃形を採用したことにより、安定した3L/D、5L/Dの加工ができる。
広い溝形状で切りくず排出性に優れ、高精度な加工ができる。傾斜面や円筒面、交差穴への穴あけ加工で、径方向への力が小さいため、穴の曲がりやバリの発生が少なく、工程を短縮できる。
オイルホール仕様により刃先に適切にクーラント供給することができ、切りくず詰まりと加工刃部の切削熱を抑制する。材種は対欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたコーティングを採用し、また平滑化処理により長寿命化を実現した。
炭素鋼や鋳鉄、工具鋼、ステンレスなど幅広い被削材を加工できる。
金型加工で高まるニーズに応え、今月「3Dタイプ」を発売。6月に「5Dタイプ」をラインアップに加える。
金型新聞 2020年4月10日
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