金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

08

新聞購読のお申込み

高硬度綱の高能率加工
オーエスジー

Aブランド高硬度鋼用
超硬ボールエンドミルシリーズ

現場の課題

 金型加工で特に増えている高硬度材の加工を高効率化したい。

提案・効果

 Aブランド新製品の高硬度鋼用超硬ボールエンドミル高能率型4刃「AE-BM-H」と高精度仕上げ用2刃「AE-BD-H」。

優れたR精度で、超耐熱性・高じん性の高硬度鋼用デュ―ロレイコーティングを採用。60HRCを超える被削材でも耐チッピング性を発揮し、荒から中仕上げまで対応する。

「AE-BM-H」は強スパイラルで切削抵抗を低減し安定加工を実現。不等分割でびびりを抑制。先端中心部の2枚刃で平坦部加工時むしれを抑制し加工面精度を向上する。

「AE-BD-H」は優れたボールR精度±0.005を誇る。可変ネガスパイラルギャッシュで、先端部は強ネガ、外周部に向け弱ネガで切れ味を確保しつつ欠けを防止。シャンク精度はh4公差に対応。コーティングの平滑化で加工面精度も向上している。

ロングネックタイプも追加発売した。

 高硬度鋼加工における工具の耐久性が大幅に向上し、高精度・高能率を実現できる。

金型新聞 2020年4月10日

関連記事

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】3.デジタル

管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…

キヤノン 順送プレス工程の生産性向上に貢献する非接触測長計【金型テクノラボ】

順送プレス工程では材料の搬送量管理にパイロットやミスフィード検出が使われているものの、搬送に関わる不具合がしばしば発生している。所望の搬送が実現できない場合、不良品の発生にとどまらず、金型破損につながる場合もある。本稿で…

カミナシ DXで設備保全を見える化・効率化

工数半減・停止時間を縮小 スタートアップのカミナシ(東京都千代田区、03・6206・0374)は、設備保全業務を一元管理できるクラウド型DXサービス「カミナシ設備保全」の提案を強化している。同サービスは設備の異常発生や修…

高精度な金型加工に不可欠 ツール測定・管理

高精度に金型を加工するために不可欠なツールの測定や管理は従来、熟練技能者によって行われてきた。しかし人手不足や生産性向上を背景に、製造現場の自動化ニーズは高まっておりロボットを活用したツールプリセッタや機上測定などが登場…

アルム ARUM Factory365をリリース

月定額+多彩なアプリで製造現場の合理化を支援 アルム(金沢市)が開発したNCプログラム自動生成AIソフトウエア「ARUMCODE1」など、製造工場で役立つアプリケーションを揃えたプラットフォームサービスが、7月からサブス…

トピックス

関連サイト