AIで自動作成 金型の加工プログラム作成は、熟練技能者の経験や知識に依存するケースが多い。金型づくりにおける長年の経験に基づくノウハウが必要とされる。しかしそれをAI(人工知能)で効率化し、経験の浅い技術者が経験者並みの…
AIが自動でNCデータを最適化
GENIO Solutions
GENIO Solutions(神戸市東灘区、078-854-5524)は、RoborisSrl社製のAI搭載NCデータ最適化システム「Eureka Chronos」の販売を7月1日から開始した。

「Eureka Chronos」はNCデータを読み込み、「切削工具の長寿命化」や「切削効率加工」、あるいは「工作機械トルク一定」「切削除去体積一定」などの条件をAIが自動で判断。詳細な切削条件を入力する必要がなく、AIが自動で切削抵抗負荷を解析し、送り速度などを最適な切削条件を導き出してくれる。
これにより切削工具の摩耗抑制や消費電力ピークの低減、切削表面加工品質の向上を実現。熟練作業者が減少する中、誰でも簡単に最適加工を実現でき、加工時間を30%以上短縮した事例も。老朽化した工作機械も最大限に活用できる。
あらゆるCAMとのダイレクトインターフェースを用意して、幅広く活用できる。
金型新聞 2020年8月10日
関連記事
CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)は5月末日、切削シミュレーションおよび最適化ソフトウェア「VERICUT」に、より使いやすい新機能を追加した「バージョン8.1」をリリースする(写真)。 新機能の…
東京精密(東京都八王子市、042-642-1701)はこのほど、マシニングセンタ(MC)の主軸部とツーリング部の間への切粉の噛み込みを検知するATC(オートツールチェンジャー)触れ検知システムの新型「RD10」を発売した…
0.01㎜精度で高さ調整 ダイカスト金型を手掛ける七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)は4月、自社製品の第2弾となる精密ジャッキ「EASYG(イージグ)」を発売。六角レンチ1本の簡単操作で0・01㎜精度…
順送プレス金型などの大型プレートは、平面度を維持するために再研削によって何度も繰り返し使用されている。また、焼き入れ処理を行うため、反りが発生し、加工時間の増加や測定方法などが課題となっている。ここでは、このような金型プ…


