金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

07

新聞購読のお申込み

中小製造業をマッチング
ファクトリーエージェント

クラウドサービスを開始

 ファクトリーエージェント(東京都中央区)は、製造業マッチングクラウドサービスの提供を7月から本格開始したとオンライン発表した。

 同社は、ジェイテクトの100%出資子会社・ジェイテクトFAとして4月に発足し、7月に会社名をファクトリーエージェントに改称。技術喪失や後継者不足により競争力が低下している日本の中小企業のマッチングサービスを展開する。

 部品加工を依頼したい「発注者」と、加工技術を持ち部品加工を請け負いたい「受注者」を独自のネットワークとプログラムで業界の垣根を越えてマッチング。同社が代金回収を代行するので、新規取引の代金回収リスクを無くす。

 「発注者」は、競争優位性をもった仕入れ先の発掘や、調達リスクの回避、BCP強化を行うことができる。「受注者」は、新規顧客の開拓や売り上げ先の分散、自社技術の新たな応用ニーズの発掘、経営の安定などを期待できる。

 大手製造業グループの強みを活かし、浜野製作所(東京都墨田区、金属加工業)を発注先選定のアドバイザーとして業務提携し、製造現場の目利き力による新たな産業クラスター再構築を目指す。すでに3000社超が登録されている。

 ジェイテクト・佐藤和弘社長は「困っている会社をつなぐことでお互いに笑顔になって頂く“良縁廉価”がビジネスモデル」とし、「製造業として中小企業の気持ちを一番理解している同社が今後全国を回ってデータベースを作らなければならない」と述べた。

 同社・上出武史社長も「城下町サプライチェーンが日本のモノづくりの強さ。だが、業種が異なるとサプライチェーン同士のつながりがない」とし、「製造業NO1&Only1のグループ企業として、産業クラスターを再構築し、活力と笑顔を取り戻す」を理念に掲げた。

金型新聞 2020年8月10日

関連記事

パンチ工業 金型用粉末合金を開発

 道工技センターと共同研究 パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)が、金型用粉末合金の開発に取り組み始めた。今年6月、北海道立工業技術センター(道工技センター、北海道函館市)と共同研究契約を締結。同センター…

【金型テクノラボ】三菱商事テクノス SKD61相当の金属、3Dプリンター用粉末

ダイカスト金型などで使用され始めた金属3Dプリンター。しかし、造形で広く使われる粉末材のマルエージング鋼では熱伝導性が低いなどの課題もあり、SKD61相当の粉末材の開発が求められていた。今回、三菱商事テクノスと大手素材メ…

高濃度セルロースファイバー
パナソニック

材料と成形方法を確立   パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…

DMG森精機 AIで切屑を自動除去

機械の停止防ぐ  DMG森精機は工作機械の加工中に発生する切りくずをAIで自動除去する「AIチップリムーバル」を開発した。自動化システムを利用するユーザーに対し、加工中に発生する切りくずによる機械停止や加工不良を防ぎ、生…

深絞りの生産性向上
マツダ

高精度超硬パンチ マツダの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  電池や自動車部品をはじめとして深絞りの成形が増えているが、トータルコストの低減のためには金型の長寿命化が必要となっている。 提案・効果  …

トピックス

関連サイト