金型の現状、データで俯瞰 日本の金型の動きを統計データに基づいて分析した論述は少なくない。そのデータベースとしてたびたび使われるのは政府が日本の金型生産をまとめた機械統計(従業員30人以上を対象に調査)や工業統計(同4人…
【金型生産実績】2020年6月 5.2%増の314億3,900万円
表の見方 型種別生産の数量、重量、金額と前年同期比増減率(%)を記しています。内製は合計の内数です。2011~2019年は1年、2019年6月~2020年6月は1カ月の値です。
プレス型は16.7%増、プラ型は18.0%増
2020年6月の金型生産は、前年同月比5.2%増の314億3,900万円、前月比で18.7%増と回復傾向となった。数量は前年同月比27.7%減の3万3,272組、重量は12.1%増の11,342トンとなった。
中でもプレス用型は、数量が前年同月比23.8%減少したものの、金額は同16.7%増の129億6,200万円、プラスチック用金型も数量が同18.5%増の2,968組、金額は同18.0%増の121億3,100万円と大きく回復した。一方で、鍛造用金型は同58.9%減の11億3,100万円、ゴム用金型も同33.9%減の5億9,600万円と大幅に減少した。自動車生産減少の影響が考えられる。ダイカスト用金型も、同3.4%減の35億800万円、鋳造用金型は、同3.9%減の4億9,600万円、粉末冶金用金型は、同15.6%減の4億2,300万円と落ち込んだ。ガラス用金型は、同4.4%増の1億9,100万円と微増した。
機械工具業界では、6~7月に底打ち感があるものの、やはり自動車生産・開発の一層の回復に期待したい。中国だけでなく、欧米やアジア地域の経済回復も待たれる。
金型新聞 2020年9月10日
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