大型金型の磨き削減 C&Gシステムズは、5軸マシニングセンタ(MC)対応CAD/CAM「キャムツール」の新版「V17.1」を発売した。切削痕を抑え、磨き工程の削減につながる機能などを強化した。 CL制御点を曲率に…
抜き加工のカス上がり防ぐ〜ハルツ〜
独自のボタンダイ開発

プレス金型メーカーのハルツ(横浜市金沢区、045-783-8601)はこのほど、抜き加工のカス上がりを防ぐボタンダイを開発した。ダイの内径にボールプランジャーや凸材を埋め込み、抜きカスが上がるのを抑える仕組み。カス上がり対策に課題を抱えるプレスメーカーや金型メーカーからの需要を見込む。
「ボールプランジャータイプ」と「凸タイプ」の2種類。ボールプランジャータイプはばねを内蔵し、力が加わると内部に沈み込む。一方、凸タイプは焼入れ材などを埋め込み、クリアランス内で突出させた。両タイプともダイからパンチを抜くときに抜きカスが引っかかり、カス上がりを防ぐ。
これまでカス上がりは、ダイを逆テーパー形状に加工したり、エアで吸引したりと様々な対策が取られてきた。同社が開発したボタンダイは、簡単に交換でき、導入も容易で、メンテナンス性にも優れる。
今後は製品化に向けてコイル材を使用し、量産を想定したテストを行う。近藤大輔社長は、「カス上がりを課題としている企業は多く、一定の需要があるとみている。動画やCGなどの販促ツールを作成しPRしていきたい」としている。
金型新聞 2020年10月2日
関連記事
キャムツールの新版 C&Gシステムズは4月、効率的な干渉回避を自動で算出するなど、同時5軸加工に対応する機能を盛り込んだ「CAM‐TOOL(キャムツール)」の新版「V15・1」を発売した。 今回追加した「同…
従来11部品だったリアメンバを3部品に削減 JFEスチールはこのほど、1470MPa級の超高張力鋼板(超ハイテン材)で自動車の大型部品を統合する冷間プレス技術を開発した。新技術の適用対象部品は、後面衝突から車体保護を担う…
材料と成形方法を確立 パナソニックマニファクチャリングイノベーション本部はセルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む複合技術と、その成形技術を確立した。素材の軽量化やプラスチックの削減、木目調の自然な外…
自動車や電子部品などの開発サイクルが短くなる中、製品開発における課題の一つとなっているのが試作品や試作用金型の製作だ。加工プログラムやジグを作る高度なノウハウが必要で、それにかかる時間も手間も負担が大きい。しかし切削加工…
