3Dプリンタを製造装置として利用したいという要望が急速に増えている。また、製造DX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする重要な技術のひとつとして、再度注目を集めている。本稿では製造活用の中でも、真空成形におい…
抜き加工のカス上がり防ぐ〜ハルツ〜
独自のボタンダイ開発

プレス金型メーカーのハルツ(横浜市金沢区、045-783-8601)はこのほど、抜き加工のカス上がりを防ぐボタンダイを開発した。ダイの内径にボールプランジャーや凸材を埋め込み、抜きカスが上がるのを抑える仕組み。カス上がり対策に課題を抱えるプレスメーカーや金型メーカーからの需要を見込む。
「ボールプランジャータイプ」と「凸タイプ」の2種類。ボールプランジャータイプはばねを内蔵し、力が加わると内部に沈み込む。一方、凸タイプは焼入れ材などを埋め込み、クリアランス内で突出させた。両タイプともダイからパンチを抜くときに抜きカスが引っかかり、カス上がりを防ぐ。
これまでカス上がりは、ダイを逆テーパー形状に加工したり、エアで吸引したりと様々な対策が取られてきた。同社が開発したボタンダイは、簡単に交換でき、導入も容易で、メンテナンス性にも優れる。
今後は製品化に向けてコイル材を使用し、量産を想定したテストを行う。近藤大輔社長は、「カス上がりを課題としている企業は多く、一定の需要があるとみている。動画やCGなどの販促ツールを作成しPRしていきたい」としている。
金型新聞 2020年10月2日
関連記事
省スペース設計・自動化も対応 研削盤メーカーである長島精工(京都府宇治市、0774・45・3611)は先日開かれたJIMTOF2018で新製品の精密小型ネジ研削盤2機種(内径ネジ及び外径ネジ)と、超精密高効率円筒研削盤…
機械加工の課題の一つに機内工具測定が挙げられる。特に精密加工分野においては、工具の摩耗状態や刃先の動的振れ量を精確に測定する必要がある。本稿では、撮像式機内工具測定器「Dyna ZERO Vision」の機能説明のほか、…
松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)は、5軸制御立形マシニングセンタ「MXシリーズ」に、最大工作物寸法が直径420㎜×高さ300㎜の「MX‐420PC10」を追加し発売した。 長時間無人運転や変種変量…
日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)はこれまで大型サイズの造形が難しいとされてきたSKD61の粉末材で、400㎜超サイズのワークの造形に成功した。ソディックと共同開発した金属3Dプリンタを活用した。これま…


