金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

03

新聞購読のお申込み

抜き加工のカス上がり防ぐ〜ハルツ〜

独自のボタンダイ開発

 プレス金型メーカーのハルツ(横浜市金沢区、045-783-8601)はこのほど、抜き加工のカス上がりを防ぐボタンダイを開発した。ダイの内径にボールプランジャーや凸材を埋め込み、抜きカスが上がるのを抑える仕組み。カス上がり対策に課題を抱えるプレスメーカーや金型メーカーからの需要を見込む。

 「ボールプランジャータイプ」と「凸タイプ」の2種類。ボールプランジャータイプはばねを内蔵し、力が加わると内部に沈み込む。一方、凸タイプは焼入れ材などを埋め込み、クリアランス内で突出させた。両タイプともダイからパンチを抜くときに抜きカスが引っかかり、カス上がりを防ぐ。

 これまでカス上がりは、ダイを逆テーパー形状に加工したり、エアで吸引したりと様々な対策が取られてきた。同社が開発したボタンダイは、簡単に交換でき、導入も容易で、メンテナンス性にも優れる。

 今後は製品化に向けてコイル材を使用し、量産を想定したテストを行う。近藤大輔社長は、「カス上がりを課題としている企業は多く、一定の需要があるとみている。動画やCGなどの販促ツールを作成しPRしていきたい」としている。

金型新聞 2020年10月2日

関連記事

高硬度綱の高能率加工
オーエスジー

Aブランド高硬度鋼用超硬ボールエンドミルシリーズ 現場の課題  金型加工で特に増えている高硬度材の加工を高効率化したい。 提案・効果  Aブランド新製品の高硬度鋼用超硬ボールエンドミル高能率型4刃「AE-BM-H」と高精…

銅合金の拡販に注力
白銅

成形効率や品質向上を提案  非鉄金属や銅などを扱う専門商社の白銅(東京都千代田区、03-6212-2811)が金型向け銅合金の拡販に注力している。昨年からマテリオン社(米)の銅合金「モールドマックスHH」を国内で唯一在庫…

48時間超の高精度加工
三菱電機

超高精度油ワイヤ放電加工機MXシリーズ 三菱電機公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 小形の精密電子部品やモータコアなどの中形自動車用駆動部品をはじめとした高精度金型では、長時間の安定したワイヤ放電加工が求められており…

ユニテック・ジャパン 2段階の超低圧ブラスト

金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」 産業機械輸入商社であるユニテック・ジャパン(大阪府池田市、072-754-5757)はSablux社製(スイス)の金属表面処理装置「ユニフィニッシュ」の販売を強化し、切削や研削加工し…

パンチ工業 3Dスキャナ計測サービスを開始

不具合の原因究明 パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は今年1月、3Dスキャナを活用した新サービス「3D計測パートナーズ」の提供を開始した。従来の測定では難しかった製品の形状を測定し、測定データを加工・分…

トピックス

関連サイト