金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

24

新聞購読のお申込み

UMモールドフェア開催
植田機械

工作機械や機器 金型づくり変革する自動化・高精度

インテックス大阪

 金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06-6743-0110)は来年1月28・29日、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)で工作機械総合展示会「UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定機器、ソフトウェアなど42社が出展し、金型づくりの自動化・高精度化の技術やJIMTOF2020に出品予定だった最新機を披露する。

来年1月28・29日、インテックス大阪で
JIMTOF向け開発新機種も

ソディックの形彫り放電加工機ロボット仕様

 UMモールドフェアは西日本の金型メーカーに、金型加工に関連する最新技術を発信するため2年に一度、国内最大の工作機械見本市「JIMTOF」が開かれた翌年に開催している。

 10回目となる今回のテーマは「織りなす技術、変わるものづくり」。工作機械(18社)や測定機(4社)、ソフトウェア(5社)、ツーリング・治工具(7社)、環境機器(1社)など42社が出展する。

 見どころは、出展各社がテーマを掲げて提案する金型づくりの「自動化」や「高精度化」、「生産効率改善」などの技術。形彫り放電加工機とロボットによる電極・ワーク交換と加工の自動化や、高剛性や微細バブル発生装置で高精度加工する研削盤、測定データを無線でタブレットなどに送信する技術を紹介する。

 中にはJIMTOFに出品予定だった最新機も。工作機械や機器メーカーはJIMTOFを照準に新製品開発してきたが、コロナの影響でリアル展は中止。そうした最新機もお披露目する。

 開催に向けて植田修平社長は、「金型を取り巻く環境は変化している。しかし最新の設備を生かしオンリーワンの技術や強みを生み出すことができれば道は開けるはず。オンリーワンのヒントが見つかる展示会にしたい」。

 コロナ感染対策を徹底

 UMモールドフェアは、新型コロナの感染防止の対策を徹底して開催する。▽マスクを着用▽入場時は検温、手を消毒▽「大阪コロナ追跡システム」や「COCOA」を登録▽体温37・5度以上、2週間以内に海外渡航経験、コロナ陽性者との接触がある人は入場不可などを出展者や来場者に呼び掛ける。3密を避けるため講演会も開かない。

金型新聞 2020年12月10日

関連記事

JIMTOF総集編 PART1:カーボンニュートラル CO2排出量の削減につながる技術多数

JIMTOF2022で注目を集めたテーマの一つが、カーボンニュートラルや環境対応だ。工作機械メーカーを始め、多くの出展企業がCO2排出量の削減や環境負荷低減につながる製品や技術を紹介した。世界的にカーボンニュートラルが求…

【WEB限定】TCTJapan2021 12月9日~11日の3日間、開催

AM関連技術が一堂  最新の3Dプリンティングやアディティブマニファクチャリング(AM)関連技術が一堂に介する「TCT Japan2021」が12月9日~11日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。主催…

インターモールド・オンライン展開催<br>9月23日 から3カ月

インターモールド・オンライン展開催
9月23日 から3カ月

400社が最新の金型加工技術 セミナー、チャット商談も  コロナ禍で開催中止となった「インターモールド」(主催:日本金型工業会)がオンライン展を開催する。出展予定だった企業・団体が、特設サイトで最新の金型加工技術を披露す…

第5回プレス・板金・フォーミング展 MF–Tokyo 2017<br>今回の見どころは?

第5回プレス・板金・フォーミング展 MF–Tokyo 2017
今回の見どころは?

ハイテン、CFRPの加工技術 IoTや計測機器も 塑性加工に関する最新技術が一堂に集まる「MF-Tokyo 2017第5回プレス・板金・フォーミング展」が7月12日から15日まで、東京ビッグサイトで開かれる。主催は日本鍛…

金型現場の課題を解決する最新技術 インターモールド2022

金型製造現場は現在、様々な課題を抱えている。それは、人手不足やグローバル競争の激化、自動車の電動化などといった各分野にまたがる。「インターモールド2022」では、これらの課題を解決する機械や工具を始めとした金型製造技術の…

トピックス

関連サイト