機械や工具の最新情報など金型業界の今をお届けする「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

25

新聞購読のお申込み

豊田・堤工場が稼働
オネストン

大物加工に特化

 オネストン(名古屋市天白区、052-803-5811)の国内3工場目となる豊田・堤工場(住所:愛知県豊田市本町石根133‐1)が稼働した。新たに5面加工門形マシニングセンタを2台導入し、需要増加が見込まれる大型プレス金型関連の大物ワークや鋳物の加工に対応する。敷地面積は約2000㎡、延床面積は約900㎡、投資額は約7億円。

 新工場に設備したのはオークマ製5面加工門形マシニングセンタ2台(うち1台は軸移動量X5000×Y2500×Z800㎜のフルカバー仕様)で、重量物用に20tホイストを設備した。さらに、岡崎工場からマシニングセンタ2台を移設、需要が高まっている大型プレス金型向けの部品加工や鋳物加工を行う。製造部の大嶽征弘部長は新工場のコンセプトについて「5面加工機をフルカバー仕様にし、機内は特別に集塵機を設置して切粉や粉塵対策を徹底した」と環境面や安全面の充実を図っている。

 同社は2021年、創立50周年を迎える。今後はグループ会社でプレス金型を手掛けるトーハラ(名古屋市守山区)などと連携し、自動車用大型プレス金型需要に応える。鈴木良博社長は「新工場稼働はトーハラの金型製作能力の向上につながる。稼働直後から受注も得ており、コロナ禍から戻りつつある金型需要を取り込みたい。将来は金型の組付やトライ用プレス機の導入も想定している」と抱負を語り、21年10月期は前期比約20%増の売上高33億円に向け好調なスタートを切った。

金型新聞 2020年12月10日

関連記事

金型メーカー座談会 若手経営者が語る
ー業界の魅力高めるためには 第一部ー

変貌する経営環境 順応の精神がカギ 座談会出席者(50音順) エムアイモルデ 宮城島 俊之社長  ヘッドライトなど自動車関連が主力のプラスチック金型メーカー。従業員は5人。本社は静岡県富士市だが工場は中国蘇州にあり、日本…

「金型アカデミー」開催
日本金型工業会

育成や業界発信を議論  日本金型工業会(小出悟会長)は4月18、19日、高い技能を持つ金型技術者と認定した「金型マスター」向けのフォローアップ企画「金型アカデミー」を開講した。金型マスター制度の一期生の約25人が参加し、…

がんばれ!日本の金型産業特集<br>東洋金型工業 河野 允煕 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
東洋金型工業 河野 允煕 社長

品質重視の姿勢貫く 技術 多数個取りに独自のノウハウ 「(多数個取りで)一定品質にするには公差管理をしてはいけない」と河野社長は持論を展開する。 食品や医療、化粧品などのキャップ金型を得意とする東洋金型工業は、1面に8個…

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】
金属プレス加工技術展

新素地、軽量化に対応 海外でのサポート力も  自動車業界がCASEによって大変革期にある中、金型メーカーだけでなく、プレス部品メーカーも大きな変革に迫られている。こうした中で、20数社が出展した金属プレス加工技術展では、…

型から成形まで一貫生産<br>コガネイモールド 村田 隆 常務

型から成形まで一貫生産
コガネイモールド 村田 隆 常務

この人に聞く2018  今年4月に樫山金型工業から社名を変更した「コガネイモールド」。携帯電話を中心としたプラスチック金型で一時代を築いた同社だったが、スマートフォンの登場によって需要が激減。しかし、一昨年に空圧機器メー…

トピックス

関連サイト