コロナをチャンスに 「金型メーカーとして、コロナ禍で何かできることはないかと思ったのです」。そう話すのは、金型技術を活かし、フェイスシールドを作成した城南村田(東京都大田区、03-5744-3555)の青沼隆宏社長。 …
堀江亜衣奈さん 醍醐味は職人技の瞬間【ひと】

「六角パンチやピンの研削加工では多少寸法のズレが発生するため、補正するのが常ですが、狙い通りに寸法がハマッた瞬間はヨシッとガッツポーズします」と笑顔を見せるのは堀江亜衣奈さん(22)。精密鍛造金型や部品を手掛ける阪村エンジニアリング(京都市伏見区)でスイス製の工具研削盤「ロロマティック」を担当して5年、機械加工の楽しさを実感している。
堀江さんは京都府北部に位置する京丹後市出身。「音楽フェスが好きで、市内へ上京したかった」と求人を見て入社を決断。高校は機械科を卒業したが、「金型は数回授業で習ったぐらい」と、入社した当時は専門用語が分からず不安な日々を過ごしたが、持ち前の明るさや計画性、先輩に相談しながら仕事に励んでいく。入社時からロロマティックを担当しており、「とにかく心配性なので慎重に」と、1つ1つの工程を確認しながら作業するが、当初は確認ミスでロスが発生するなど苦労もあったようだ。
「慣れてきたのは3年目から」と加工プロセスや工程の段取りを考え、寸法通りに加工ができるまで上達し、1発で目標寸法が狙えるよう機械と向き合う。「次の目標は品質の安定です。同じ条件で30本加工しても、1本だけ不良が出る場合があります。不良が出ないように砥石の状態を見極める観察眼を鍛えたいですね」と彼女の挑戦は続く。
金型新聞 2023年5月10日
関連記事
選ばれる企業になるために経営者の美意識によって顧客の感性に訴求する 当社は1986年に創業したカーボン素材などの高精度加工を得意とする従業員13人の会社です。主に半導体の製造工程で使用されるカーボン製治具などを手掛けてお…
リーマン後に加工メーカーを立ち上げた 「日本一の賃加工屋を目指す」。リーマンショック後の2009年、世界的な不況の真っただ中に部品加工メーカーから独立。ダイセットやモールドベースなどを手掛ける明工精機を設立した。金融機…
つくれる領域を広げる 顧客ニーズに応えたい 特異性のある会社作り 〜金型の大型化に対応〜 1970年生まれ、岐阜県岐阜市出身。大阪経済法科大学法学部卒、金融機関に勤務後、1996年に黒田製作所に入社し、製造部仕上課に配…
弱電部品やライフサイエンス部品、自動車部品など幅広い業種のプレス用金型を手掛ける永井製作所。ここ数年、積極的な設備投資を進め、生産体制の強化に取り組んでいる。昨年には事業再構築補助金を活用し、約1億円をかけてマシニングセ…


