ベトナム人技術者の採用支援 ワンテラスは、ベトナムを中心にアジア人の機械加工、設計に特化した人材の採用支援を行う。昨年度は、168人のベトナム人らの日本企業への採用をサポートした。 高い実績を誇る理由は豊富な人材のネット…
山崎 達博さん 玉成と保全の技能を次代に教える【ひと】

鉄の板を金型でプレスすると起こる想定外の歪みや割れ。その原因を見極め、溶接と研磨で補正し、目指す品質に導いていく。解析が進化した今も、自動車のドアや骨格部品の金型は人による玉成がカギを握る。その技能を次代に教えている。
鹿児島・奄美黄島出身。ものづくりが好きで、自らの腕で作り上げる金型に熱中した。30代で韓国や台湾など海外取引先の量産立ち上げ支援を経験。工場長を務め、ダイハツ九州の金型工場開設にも携わった。金型づくりの高度な技能が認められ『なにわの名工』に選ばれた。
10年前に定年を迎えた。これまで培った熟練技能を活かし、社内でメンテナンスの技術者に玉成を、社外では大分県内の自動車部品メーカーの技術者を対象とする『金型保全技術者育成講座』で保全の技能を指導する。
重んじるのは自主性。玉成も保全も大切なのは自ら考え、一生懸命取り組むこと。「知恵を絞り試行錯誤することが経験となり糧となる。そして一生懸命集中して励んだら良い金型ができる」。だから余計に口を出さない。聞かれた時だけ丁寧にそっと教える。
趣味は家庭菜園。毎日、出勤前と帰宅後、畑で30種類の野菜の成長を確かめ世話をする。「野菜も金型と同じ。工夫し、手間をかけて育てると美味しい野菜ができる。何ごとも、考えることと一生懸命が大事です」。
金型新聞 2023年6月10日
関連記事
「どうも、石井精工のユーチューブチャンネルです」。2021年から動画投稿サイト「ユーチューブ」に自社の紹介動画や、使用した工具のレビュー動画などを投稿する。約2年で動画本数は100本を超え、登録者数は1000人を突破した…
牧野フライス製作所は今年4月、6年ぶりに社長交代を発表した。6月に新社長に就いた宮崎正太郎氏は、就任後わずか3か月で増産体制の強化や開発テーマの絞り込みなどを相次いで発表。さらに、顧客の課題を聞くための部署を新設するなど…
超硬合金の素材や金型などを手掛ける冨士ダイス(東京都大田区、春田善和社長)が自動化・省人化に注力している。同社は2025年3月期から2027年3月期までの中期経営計画(中計)で「生産性向上・業務効率化」を掲げ、今期だけで…
取引適正化の活動継続 今年の通常総会で、日本金型工業会が山中体制になって2年目を迎える。就任以来「稼ぐ力」の強化を訴えてきた山中会長はこのほど、稼ぐ力を鍛えるために4つの軸を設定した。「価格決定力」、「市場拡大の施策の推…


