金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

17

新聞購読のお申込み

インターモールド名古屋 総集編

金型加工技術の専門展「インターモールド名古屋」(日本金型工業会主催)が6月21~23日の3日間、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開催された。工作機械や切削工具、金型メーカーなど338社・団体が492小間に出展した。金型メーカーなど2万6766人(速報値)が来場した。

約2万7000人が来場した

段取りや補修を自動化

展示で目立ったのは、属人化を解消する技術。新日本工機は加工前の段取りから加工後の補修、判定までを自動化する「金型加工自動化ソリューション」を紹介。ゴーショーは切削、研削が1台で可能な5軸加工機を展示し、荒~仕上げをワンチャッキングで加工できる技術を紹介した。

東海理化SmartCraftは工具の焼き嵌め工程を自動化する装置を展示。共和電業は金型やプレス機に格子柄のシートを張り付け、それを高精度カメラ撮像することで、プレス機全体の挙動を把握できるシステムを展示した。

ソフトウエアでは、応用技術がこれまでCAMごとに管理・登録されていた工具情報や切削条件、加工工程などを一元化できるシステム「MillEdge.hub(ミレッジハブ)」を紹介した。MAZINは金型内部の変化から成形品の良否判定を行い、成形条件を自動で調整するAIを展示した。

焼き嵌め自動化装置

金型2社が共同出展

また、自動車の大型部品を一体成形するダイカスト技術「メガキャスト」を意識した展示も見られた。米谷製作所と共和工業は共同で出展し、同技術に対応した金型技術をアピールした。プロテリアルは強度や靭性を向上させたダイカスト金型用鋼の新材種「DAC‐i」を紹介。新日本工機もダイカスト金型のワークピースを展示し、大型の5軸加工機などを訴求した。

米谷製作所・共和工業

省エネ性能さらに向上

その他、環境対応技術も注目を集めた。牧野フライス製作所は工場環境に合わせた最適化制御によって消費電力を削減する機能「eSTABILIZER(イースタビライザー)」を搭載した立形5軸マシニングセンタ「V56iPLUS」を展示。カナックは同社独自のガス窒化処理「カナック処理」を施すことによるCO2削減効果をアピールした。

会場内ではカーボンニュートラルをテーマとした講演会や、金型メーカーやプレス加工メーカーの若手によるパネルディスカッションなども行われ、立ち見を含む聴講者でにぎわった。

金型新聞 2023年7月10日

関連記事

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】 アフターインターモールド

オンラインでセミナー 「仕上げ加工や」や「微細精密加工」  コロナ禍によって面談が難しくなり、打ち合わせが進まないなどマイナスが大きかった一方で、オンラインの活用が大きく進化した。インターモールドでも、リアル展を補完する…

INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編

PART1 INTERMOLD編 進む技能レス化 4月14~17日の4日間、東京ビッグサイト・青海展示棟(東京都江東区)で開催された金型加工技術の専門展「インターモールド2021」。工作機械メーカーや切削工具メーカーなど…

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】
金属プレス加工技術展編

新素地、軽量化に対応 海外でのサポート力も  自動車業界がCASEによって大変革期にある中、金型メーカーだけでなく、プレス部品メーカーも大きな変革に迫られている。こうした中で、20数社が出展した金属プレス加工技術展では、…

インターモールド2024総集編

4月17~19日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で金型加工技術の専門展「インターモールド2024」が開催された。工作機械や切削工具、ソフトウエア、測定機器メーカーなど376社が出展。併催の「金型展」や「金属プレス加工…

IPFJapan2023総集編

樹脂やゴムに関する技術が一堂に集まる「IPF Japan2023(国際プラスチックフェア)」が、11月28日~12月2日、千葉市の幕張メッセで開催され、38,436人が来場した。会場では、成形機や金型、関連機器メーカーな…

トピックス

関連サイト