工場見学会を開催 三井精機工業(埼玉県川島町、049-297-5555)は3月9~11日の3日間、本社工場で工場見学会を開いた。「高精度加工の自動化」をテーマに、機上計測を搭載したジグ研削盤や微細加工に特化した立形マシニ…
【特集:技能レス5大テーマ】3.研削加工
誰でも高精度な研削
金型づくりで欠かせない研削加工。仕上げに近い工程のため、熟練技能を必要とする領域は多い。しかし近年、長年培った経験やノウハウを持っていなくても高精度の研削加工ができる機械や装置などが登場している。人手不足で熟練技能者が減少する中、研削加工のスキルレス化が進む。
研削盤では、デジタルプロジェクターを搭載した研削盤が台頭。技能が必要な計測をデジタル化することで、経験の浅い技術者でも高精度な加工を可能とする。

また、自動で加工と計測ができる研削盤も出ている。ワークを加工後、接触式プローブにより形状を計測し、差分を補正加工。このサイクルを全自動で繰り返し、高品質のワークを完成することができる。
研削加工をサポートするシステムも進化している。全自動で高能率かつ高精度加工を可能にするソフトが登場。機上に搭載された加工物を自動測定し、最も高い部分から加工するプログラムやドレス条件などを自動作成できる。
平面研削盤用の画像投影システムでは、CCDカメラによって最大600倍までワークを拡大し、0・001㎜の位置決めが可能。これを活用し、熟練技能者でしかできなかった追い込み加工を簡単にした。
研削アタリ出し作業を自動で実施するソフトも見逃せない。砥石とワークの自動接触検知によって加工開始点を認識できるだけでなく、砥石タッチ後の自動スタート機能も備える。
金型新聞 2024年7月10日
関連記事
ユニオンツールは高硬度材向けやCBNエンドミルの小径サイズを大幅に拡充する。焼入れ鋼などを高効率に加工できる「HMGCOAT」のシリーズや、CBNのエンドミルの小径サイズを増やす。 高硬度材に加工に適した、新開発のコ…
金属3Dプリンタが試作造形や最終製品にとどまらず、金型づくりでの採用も進んでいる。活用が広がる一方、多くのプリンタで課題とされるのが、オーバーハング部を支えるサポート部への対応と、熱効率を最大化するための大口径化だ。本稿…
ラティス構造を採用し、材料費と造形時間を削減 自動車関連を中心に6000品目を超える樹脂成形部品を生産する三光化成。ソディックの金属3Dプリンタ「OPM350L」を活用し、水とエアを冷却媒体として活用する「ハイブリッドコ…
高速、高精度な機能充実 SodickIoTも標準対応に ソディックは大型金型向けのワイヤ放電加工機「AL800G」を発売し好評を得ている。スマートフォンなど精密金型で好評を得ている高速・高精度な「ALシリーズ」を大型の…


