金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

29

新聞購読のお申込み

岩倉溶接工業所 金型補修の受託加工と技術支援を開始

ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献する。

溶接技術継承に貢献

金型溶接の受託加工では最大出力3・0kWのファイバーレーザー溶接機による金型の肉盛補修を行う。プラスチック金型、ダイカスト金型など各型種に対応する。一方、金型溶接・仕上げの技術支援では専門人材による技術講習、電話サポートを提供する。講習内容はニーズに合わせてカスタマイズする。講習料金は1回15万円(税別)から。

岩倉社長は「技術承継に課題を抱える企業が多い。教育にかける時間がなく、問題となっている。当社が受託加工だけでなく、技術支援までをトータルで提供することで、金型溶接に関する課題を解決していきたい」としている。

ファイバーレーザー溶接機による金型の肉盛補修を行う

同社は1973年に創業し、85年に法人化。精密洗浄機や医療機器、航空宇宙関連などの精密部品向け板金・溶接、レーザー切断、レーザーマーキングなどを手掛け、特に板厚0・5㎜以下の精密微細加工を得意とする。2012年には航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム「JISQ9100」の認証を取得し、19年には医療機器製造業に登録した。

金型溶接・技術支援事業を新たに立ち上げ、事業領域の拡大を狙う。今後、人材の拡充や設備の増設などによって、事業の確立を目指す考え。「数年後に売上全体の10%を占める事業へと成長させたい」(岩倉社長)。

金型新聞 2024年10月10日

関連記事

CGTech マシンシミュレーション新版V9.4リリース

CNCマシン接続の機能追加 CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)はこのほど、NCマシンシミュレーション「べリカット」の新版V9・4をリリースした。V9・3から導入された「CNCマシン接続」の機能追加や工…

大貫工業所 油圧機能内蔵での深絞りプレス成形【金型テクノラボ】

次世代自動車用小型モータやセンサ、産業用ロボットの圧力制御機器などの筐体に用いられるステンレス製の深絞り加工品は今後需要増加が期待される一方で、時期割れの発生や工程の複雑化などの加工課題も少なくない。大貫工業所が開発した…

DMG森精機 AGV+協働ロボ

自律走行できる搬送システム DMG森精機は加工ワークの搬送や着脱など工場内の物流搬送を自動化し、工場全体のデジタル化を実現する次世代搬送システム「WH‐AGV5」の販売を開始した。 自社開発の無軌道型AGVと人協働ロボッ…

【Breakthrough!】生産管理システム

機械の性能を最大限発揮させ、生産性を向上させるには、非稼働時間をいかに減らすかが重要になる。その肝となるのが、人や機械の稼働を最適化し、生産性の高い工程を組むことができる生産管理システムだ。近年は、工場全体や海外など複数…

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】3.デジタル

管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…

トピックス

関連サイト