新ブランド「Metal Rabbit」 工業用の加工油やグリースのメーカー、佐藤特殊製油(大阪市城東区、06-6932-2451)は新ブランド「Metal Rabbit(メタルラビット」を立ち上げる。第1弾として金型や工…
【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】4.AM
造形ワークの大型化
近年盛り上がりを見せるAM(アディティブマニュファクチュアリング)。ここ数年のJIMTOFやインターモールドでもAMに特化した特設展が併催されるなど、国内外での注目度が高まっており、高精度な積層造形をかなえる3Dプリンタをはじめ、材料やソフトなども開発が進んでいる。
積層の方式には、ベースプレートに敷き詰めた金属粉末をレーザー照射で凝固するPBF方式と、材料を溶解しながら積層するDED方式が主流とされており、近年では結合剤噴射のBJT式と材料押出のMEX式も実用化の途にある。


特に金型分野ではPBF方式が多く採用され、近年は装置の大型化も進む。機械の大型化に伴い、造形できるワークのサイズも大きくなり、提案の幅も広がりを見せている。複数本のレーザーを搭載したことで、造形速度が向上し、1度の造形で多数個取りも可能となったので、サイクルタイムとコストの削減にも貢献。また、積層から切削加工の仕上げまでを一台で完結させるハイブリッド機も登場している。
造形時に発生する応力分析の解析や、最適な水管設計などを行うソフトなども登場したことで更なる高精度化に寄与。積層に用いられる材料もステンレス鋼やアルミ合金などに加えて、積層造形向けに純銅や高強度アルミ合金、SKD61素材などが開発されている。
ギガキャストへの適用を目指す動きも見受けられる。ギガキャストでは冷却効果が求められる部位が増えることから、それに対応するために積層で仕上げた入れ子の開発が行われ、直近では、SKD61の粉末材で400㎜超えサイズのワークの造形に成功した事例もある。また、冷却効果の向上に伴う生産性や品質向上のため、大手ダイカスターや自動車メーカーでも導入が進んでいる。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
自動化の仕組みづくりを支援 ソディックはハードだけでなく、工程間のさまざまなデータをつなぐ自動化の仕組みづくりを提案している。その肝となるのが、加工や計測プロググラムなどの「情報伝達を自動化する」(プロダクションイノベー…
クラウドサービスを開始 ファクトリーエージェント(東京都中央区)は、製造業マッチングクラウドサービスの提供を7月から本格開始したとオンライン発表した。 同社は、ジェイテクトの100%出資子会社・ジェイテクトFAとして…
多品種少量生産向け 冷間鍛造金型を製造する阪村エンジニアリング(京都市伏見区、075-631-5560)は、鏡面加工のロボットシステムの販売を始めた。協働ロボットとブラスト機を活用し、従来の手仕上げによる研磨工程を自動化…
特集 次世代車で変わる駆動部品の金型鋳造に独自の新工法 次世代自動車の技術は電動化に限らない。注目されるのがエンジンの進化だ。燃費性能を追求する新型エンジン「スカイアクティブ」。多くの自動車メーカーが電動化に力を入れる…


