専業メーカーと連携し提供 中小企業向けコンサルティング事業などを行うKGM経営戦略製作所(東京都千代田区、050-5532-7032)はこのほど、金型のレーザー溶接肉盛補修サービスを開始した。タイと日本国内の専業メーカー…
精工技研 「型内塗装技術」を実用化、トヨタ「ハイエース」に採用
CO²排出量を60%削減
精工技研(千葉県松戸市、047-311-5111)は、東海理化(愛知県大口町)と共同開発した型内塗装技術がトヨタ自動車の「ハイエース」に採用されたと発表した。従来別々だった成形、塗装、乾燥の各工程を金型内で一貫して行うことができるのが特徴で、スプレー塗装に比べてCO²排出量を約60%削減する。今後、別部品での応用や、さまざまな産業分野に展開していく。
自動車用スイッチなどを手掛ける東海理化と2023年に共同で技術を開発。「ハイエース」のハンドル部分に取り付けるステアリングスイッチに採用された。東海理化の本社工場に専用成形機を設備し、量産する。

異なる素材を一度に成形し一体化する「2色成形技術」を応用し、従来のスプレー塗装と同等の仕上がりを実現した。専用の縦型成形機を用いて、成形後に塗料を注入し、型内で塗装、乾燥を完了させる。塗装・乾燥工程を省略し、消費電力を削減する。
使用する塗料は樹脂に比べ流動性が高く、バリが発生しやすい。それを0・1㎜ほどの膜厚で流し込むため、金型には高い精度が要求される。精工技研の光学レンズ用金型などで培った精密加工技術によって製造を可能にした。

精工技研でも専用成形機を設備し、同技術を用いた量産が可能。今後、家電や雑貨などさまざまな産業分野で用途開発を進め、顧客開拓を本格化させていく。また、金型や成形機などを含めた生産システムとしての販売も検討しているという。精工技研事業運営部の柿沼憲宏部長は「技術開発を進め、形状や色など対応の幅をさらに広げていく」としている。
関連記事
DMG森精機は電力需要の変動や燃料問題に西遊されない長期にわたる安定電源の確保に向けてグローバルで太陽光発電システムの導入を進める。グループ最大拠点の伊賀事業所(三重県伊賀市)では第2期分約5200kWの発電を開始し、2…
売上18.7%増の168億円 冨士ダイス(東京都大田区、03-3759-7181)の2022年3月期売上高は、18.4%増の168億7400万円だった。営業利益は11億1300万円。半導体関連の金型や、車載電池用金型、光…
大型金型の需要に対応 プラスチック金型を手掛ける黒田製作所(岐阜県羽島郡岐南町、058・247・7423)は自動車向けの大型プラスチック金型に対応するため、本社そばに新工場を立ち上げ、UBEマシナリーの大型射出成形機「3…
加工効率高める金型設計 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)の技術者、千田雄一氏と山中慎也氏はそれぞれ2024年の「なにわの名工」(大阪府)と「八尾ものづくり達人」に選…


