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コムスキャンテクノ 『マイクロフォーカス300kV X線CT装置』を8月から販売
業界初φ550㎜の広い視野
JOHNAN(京都府宇治市)の子会社であるコムスキャンテクノ(横浜市港北区、045・349・0030)は業界初となる従来の約1・7倍の広範囲な撮影視野を実現した『パノラマスキャン』撮影方式(特許出願中)を開発。同方式を採用した『マイクロフォーカス300kV X線CT装置』を今年8月から発売及び撮像サービスを名古屋で始める予定で、従来、X線CT装置での撮影が難しかった大型のアルミ鋳物、鉄、ステンレスなどの非破壊検査で活用できる。
従来のX線CTは「X線が照射される領域内しか撮影できない」のが常識で、大型ワークの撮影が難しく、実現するために大型のX線検出器や筐体を必要としていた。

そこで開発したのが『パノラマスキャン』だ。通常の撮影(フルスキャン)はX線ビーム領域に撮影視野が含まれるため、最大撮影視野はX線ビーム領域で描かれる最大直径の円となる。その円の回転中心を360度回転させ投影データを収集するが、新開発のパノラマスキャン方式は2つの撮影視野の半分ずつをX線ビーム領域に入れ、2カ所の回転中心でワークを360度回転させて投影データを収集する仕組みで、2カ所から得た投影データをつなげることでフルスキャンの1・7倍となるφ550㎜の広い撮影視野を可能にした。同様の方法で3カ所撮影すれば、フルスキャンの2・2倍にあたるφ700㎜も実現できるという。
主な仕様は、最大撮影領域:φ550㎜×H320㎜とφ700㎜×H320㎜、最大搭載試料:20㎏、φ550㎜×H500㎜、X線管電圧:300kV、ビュー数:75~6000ビュー/回転、X線筐体外形寸法:W2500×D1620×H1925(㎜)、X線筐体重量:5000㎏以下。
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