高熱伝導グラファイト複合素材の開発や製造を手掛けるサーモグラフィティクスは、金型向けのサービスを強化している。高熱伝導グラファイト(1700W /m・k)を金型の中に独自の複合化技術で埋め込み熱伝導率を高めることで高速昇…
keg 圧倒的に少ない揮発ロス【特集:放電加工〜最新技術はこう使え〜】
独オイルヘルド社製「Iono Plus IME‐MH」、2年間無給油の事例も
独オイルヘルド社製の「Iono Plus IME‐MH」は世界各国で使用されているグローバルスタンダードな放電加工油。高精度な化学合成油がベースになっており高品質かつ高性能であるだけでなく、機械や人体に対しても優しく、皮膚安全性認証も得ている。
特長は①特許添加剤「サテライトエレクトロ」により粗加工から仕上げ加工までオールマイティに高い性能を発揮②圧倒的に少ない揮発ロスで加工油のランニングコストを低減③有害物質を含まず、手に付着してもウエスですぐに拭き取れるため手荒れもなく、加工油特有の臭いもないため、現場環境の改善に最適。

これらの特長を活かし、ワーク表面精度の向上だけでなく、加工速度向上を可能に。同社のテストでは平均10%加工速度の向上(形状や面粗にもよる)を実現している。
また、揮発による補充コストの低減にも貢献。あるユーザーでは他社製で年間40~60ℓ継ぎ足ししていたものを、2年間無給油で稼働できた事例もあり、5年で換算すると従来240ℓ必要な給油量が40ℓに減少し、約200ℓの油剤の削減効果を実現したほか、油剤の揮発が少ないため、工場内空調の不良低減も期待できる。

そのほか、優れたスラッジ分散性で二次放電リスクの低減、摩耗防止剤などの配合による電極摩耗や機械負荷を低減。
同社担当者は「導入するユーザーが増えており、口コミでも広がっているため、問い合わせ件数は増加傾向だ」と語る。
今年から三菱電機の型彫放電加工機に加えて油仕様ワイヤーカット加工機の国内推奨油としてもラインアップ。来年4月にはインターモールド大阪に出展しPR強化する方針で、ワイヤーカット加工機の加工速度の向上と優れた面粗度を向上させるオイルヘルド社製の添加剤も披露する考えだ。
金型しんぶん2025年12月10日号
関連記事
松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、皮革と樹脂をコンパウドした新素材の販売を開始した。射出成形で本革同様の質感が再現可能で、単なる材料販売にとどまらず、成形技術のサポートを含めた包括的なソリュ…
金型づくりの世界では、自動化やAM、脱炭素向けなどの最新技術が数多く登場し続けている。その進化は止まることがなく、4年ぶりに開催されたJIMTOF2022でも多数の最新技術が披露され、注目を集めた。今年最後となる本特集で…
芝浦機械(東京都千代田区、03・3509・0200)は、金型冷却装置を手掛けるファンクショナル・フルイッドの全株式を取得し子会社化した。金型冷却装置における実績や独自のノウハウを取り込むことでユーザーへの連続安定成形の提…
自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…


